4連戦ゲーム3@シチズンズバンク・パーク
(解説 ソフトバンクホークス顧問 太田眞一さん)
黒田博樹が6イニングを2安打、1失点の好投を見せるも、
9回裏に同点タイムリーを放った途中出場のペドロ・フェリスが
延長12回にもサヨナラ3ランを放ち、フィリーズが5対2で逆転勝利を収めた。
黒田は、前々回の登板で勝利したフィリーズ相手に今回も好投をみせ、
勝ち投手の権利を得てマウンドを降りるが、
9回に斉藤隆投手離脱中の代役クローザージョナサン・ブロックストンが
同点に追いつかれ、今季9試合目の勝敗なしに終わった。(7勝9敗)
ドジャースはこのシリーズ3連敗となったが、
西地区首位ダイヤモンドバックスもマーリンズに敗れたため、
なんとか首位と3ゲーム差はキープした。
今日の勝利の立役者は、ペドロ・フェリスとシェーン・ビクトリーノ。
この二人の活躍で9回裏に同点に追いつき、延長12回には決勝点を演出した。
特に、延長12回の先頭打者となったシェーン・ビクトリーノのリード・オフ・ダブルは、
チームに大きな流れを呼び込み、ペドロ・フェリスのサヨナラ3ランをお膳立てした。
ビクトリーノの躍動感あふれる全力プレーは、見ていて本当に気持ちがいい。
またペドロ・フェリスの同点と決勝の打点は、
いづれも2アウトからで、ここ一番での見事な勝負強さを発揮した。
勝利したフィリーズは、メッツがアストロズに敗れたため、
首位のメッツとの差を0.5ゲームに縮めた。
昨年、残り17ゲームで7ゲーム差をひっくり返して逆転優勝したフィリーズにとって、
この差は無いも同然。
今年もナ・リーグ東地区の首位争いは、大いに盛り上がってきそうな予感だ。