2008年MLB 実況後記

2008/10/10 PHIフィリーズ VS LAドジャース


ナ・リーグ地区優勝シリーズゲーム2@シチズンズバンクパーク
(解説 武方浩紀さん)

先発投手のブレット・マイヤーズの3安打、3打点の活躍と、自慢のブルペンがドジャーズの攻撃を4イニングを無失点に抑え、フィリーズが8対5で勝利し、シリーズを2勝0敗とした。

序盤戦は乱打戦の様相を呈したが、5回以降は締まった投手戦。
フィリーズ先発マイヤーズの投球内容は、5イニングを投げて6安打、4四球、6三振、5失点とピリッとしなかったが、自らのバットであげた3打点を含め合計8点の援護をもらい、地区シリーズ第2戦に続いてのプレーオフ2勝目をあげた。

ドジャーズも、リードを奪われるとすぐに取り返す展開が続いたが、フィリーズ中継ぎ陣に打線が一気に沈黙してしまい、最後は、JCロメロ、マドソン、リッジのフィリーズの勝利の方程式になす術が無かった。

そんな中、マニー・ラミレスだけは孤軍奮闘し、この日もポストシーズン3号となる3ランを放って、自らがもつメジャーポストシーズンHR記録を27本に伸ばした。

一方、チームは勝利したものの、フィリーズの主砲ハワードは全く元気がない。
この日も変化球攻めに全くタイミングがあわず、2三振を含む4打数ノーヒットに終わった。ハワードに当たりが戻れば、フィリーズ打線は手がつけられなくなる。

この両チームは、今季レギュラーシーズンで8回対戦していて、それぞれがホームで4連勝スイープを決めている。

ここまではそのデータが当てはまっている状況だが、明後日からホームに帰って3試合を戦うドジャーズもここはしっかりホームで立て直して、挽回したい。

第3戦のマウンドは、ルーキー投手黒田博樹投手に託される。
フィリーズは、現役メジャー最年長投手のジェイミー・モイヤー投手(45歳)で迎え撃つ。

シリーズが盛り上がるためにも、黒田投手の今季一番の好投を期待したい。