2008年MLB 実況後記

2008/10/01 CHIホワイトソックス VS MINツインズ


ワンデープレーオフ@USセルラーフィールド
(解説 ベースボールコントリビューター 上田龍さん)

ホワイトソックスが、7回表のジム・トーミーのセンターバックスクリーンに飛び込む34号ソロ弾の1点を最後まで守りきり、1対0で3年ぶり3回目のア・リーグ中地区ディビジョン優勝を決めた。

先発ジョン・ダンクスが、中3日の登板で8イニングを3安打、無失点におさえるクラッチピッチングで価値ある今季12勝目、9回は、守護神のジェンクスがきっちり3人で締め、地区優勝を決める30セーブ目をあげた。

これで、今季プレーオフに出場する8チームが出揃い、早速、明日からプレイオフが始まる。

勝ったホワイトソックスは、現地時間の2日から、敵地でレイズとプレーオフ緒戦を戦う。

最後の最後までプレッシャーを感じながら生き抜いたホワイトソックスの勢いは、プレーオフでも要注意な存在となるのは間違いない。

そして、この試合に敗れプレーオフ出場は逃したが、ツインズの今季の戦いはレギュラーシーズンを大いに盛り上げた。
トーリー・ハンター、ヨハン・サンタナという2人のスターを失い、再建色濃厚といわれたが、それでも最後まで地区優勝を争ったことには、ただただ脱帽だ。
来季の戦いも、是非また注目したい。

さて、この試合をもってスカパー!MLBライブのレギュラーシーズンは全て終了となりました。

チケットホールダーの皆様、本当に長い間、有難うございました。

5年前から、通算で500試合以上を実況させてもらいましたが、どの試合も僕にとってはかけがえのない、大切な試合となりました。

僕の人生で、野球をこれだけ観る機会はこれまでになかったのですが、スカパー!のMLBをやらせて頂いて様々な試合を経験させてもらい、野球は最後のアウトが決まるまで勝負の行方はわからないということを、身をもって勉強させてもらいました。

選手のキャリアも様々で、毎年安定した成績を残す選手。
鮮烈なデビューを飾っても、それをピークに全く伸びない選手。
遅咲きであっても、ここぞというときに最高の輝きを発揮する選手など、試合やプレーを通じて様々な人間ドラマも伝えさせていただきました。

毎日試合を観戦していると、途中の結果がどうであれ諦めずに、最後まで信じて継続して努力をつづけている選手やチームが最終的にウィナー(WINNER)
となることを身をもって実感することが出来ました。

そして、そのことが一番難しいということも。。。。

私にも、これから大事なプレーオフの実況が残っています。
最後の試合まで、素晴らしい試合をしっかりとお伝えできるように頑張りたいと思っています。

皆様、今後ともよろしくお願いします。