2008年MLB 実況後記

2008/9/27 NYメッツ VS CHIカブス


4連戦ゲーム4@シェイスタジアム
(解説 MLBアナリスト アキ猪瀬さん)

メッツにとって負けられない一戦となったこの試合は、9回裏にカルロス・ベルトランがサヨナラタイムリーを放って、カブスに7対6の劇的な勝利を収めた。

これでメッツは、ナ・リーグワイルドカード争いトップタイを守り、試合が無かった東地区のフィリーズに1ゲーム差に迫った。

昨日、カブスに4点差をひっくり返されて延長戦の末に敗れたメッツだったが、この日は昨日の敗戦のショックを断ち切っての価値ある一勝となった。

もしかすると、今日がメッツでの最後の先発試合になるかもしれないペドロ・マルチネスは、6イニング、6安打、8三振、5失点という内容で勝敗はつかなかった。
記録では5失点となったが、うち2失点はランナー二人を置いて7回途中にマウンドを降りた直後に2番手のリカルド・リンコンがホフパウアーに3ランショットを被弾したため記録されたが、この日のマルチネスは、シーズンハイとなる8個の三振を奪う今季1番といってもいい内容だった。

この日のMVPは、サヨナラヒットを放ったカルロス・ベルトランと、6番ライアン・チャーチ、7番ラモン・マルチネス、8番ロビンソン・キャンセルの下位打線。

2点ビハインドの8回裏、デルガドが併殺に倒れて2アウト走者なしとなったが、そこから4連打で同点に追いつくシーンは、今日のハイライトだった。

メッツは、45年の歴史に今年幕を閉じるシェイスタジアムで、明日からマーリンズを迎えて最後の3連戦をを戦う。
今日の劇的な勝利で、波にのってプレーオフに出場すれば、メッツはプレーオフでも大躍進するような予感がする。

そのためには、まず、明日連勝を決めたい。