2008年MLB 実況後記

2008/9/16 TBレイズ VS BOSレッドソックス


3連戦ゲーム1@トロピカーナフィールド
(解説 スポーツジャーナスト 出村義和さん)

注目の首位攻防戦で、レッドソックスがシーズン最多となる6本のホームランを放ち、投げては松坂大輔が日本人歴代最多となる17勝目をあげ、レッドソックスが13対5で快勝した。

トロピカーナフィールドでレイズに7連敗中だったレッドソックスは、この勝利でオールスターブレイク以来、60日ぶりに東地区トップタイに浮上した。

この日の松坂は、いつものように打たれはしないが、あまりピリッとしない内容だった。
投球数101球で、5イニング、3安打、3四死球、1失点。
唯一失点は、前回登板のレイズ戦でも2安打を許した、岩村明憲の6号ソロ弾だった。岩村にとっては、6月24日以来となる久しぶりの一発となった。

レイズ先発のエース、スコット・カズミアーは立ち上がりから全くストライクが入らず、初回からオルティズに19号3ラン、ローウェルにはソロ弾を浴びて、いきなり4失点。
2回以降は少し立ち直ったように見えたが、岩村のホームランで1点を返してもらった直後の4回に再びつかまり5失点。

結局、この日のカズミアは全くいいところがなく、3イニング、6安打、4死球、9失点のキャリアワースト登板となって、今季7敗目(11勝)を喫した。

ワンサイドゲームとなり、中盤以降はスプリングトレーニングの試合のように主力が退き、控えメンバーばかりとなる拍子抜けの首位攻防戦だった。 

「1点差で負けるより、これぐらいの大差で敗れたほうが気持ちを切り替えれる」と試合後、敗戦をポジティブに語ったマドン監督。

その言葉を信じ、明日はらしい首位攻防戦を期待したい。