2008年MLB 実況後記

2008/9/12 LAエンゼルス VS SEAマリナーズ


4連戦ゲーム1@エンゼルスタジアムオブ・アナハイム
(解説 スポーツジャーナリスト 出村義和さん)

昨日、今季一番の地区優勝を決めたエンゼルスが、7対4で勝利した。

エンゼルス4点リードの9回表、8番城島がこの日2本目のヒットで出塁し、続く9番のバルブエナもシングルを放ってノーアウト1、2塁のチャンスを作ると、守護神フランシスコ・ロドリゲスが登場。

ロドリゲスは相性のいいイチローをまず併殺に打ち取ったが、その後、リードとベルトレに連続ヒットを許して失点するも、最後はイバンニェスをファーストゴロに打ちとり、1990年にボビー・シグペン(ホワイトソックス)のメジャーレコードに並ぶ今季57セーブ目を記録した。

昨日4安打を放ったイチローは、今日も8回表に今季6号となるソロショットを放って今季通算191安打となり、8年連続200本安打まであと9本に近づいた。
また、8年連続100得点まであと6点となった。

昨日2打点、2刺殺を記録した城島は、この日はマルチヒットと得点を記録。
しかし、守備では2回裏に二盗を刺す強肩をみせるも、3回と5回裏に痛恨のスローイングエラーを記録した。

それと、この日ミスター・エンゼルスこと、ギャレット・アンダーソンがエンゼルスでの通算2000試合目となる試合に出場し、3打点をあげる活躍で勝利に大きく貢献した。
同一球団で2000試合に出場したのは、現役ではチッパー・ジョーンズ(ブレーブス)とギャレット・アンダーソンだけという、近年では貴重な記録達成となった。

それにしても、エンゼルスは強い。 
最近5年では4度目となる地区優勝を飾ったばかりというのに、この日もハンター、ティシェイラ、フィギンズを先発に欠いていながら代役のメンバーが活躍をみせ、マリナーズを終始ドミネートしていた。

一方、5年で4度目の最下位がほぼ確定しているマリナーズは、シーズン終了後に抜本的なチーム改革を行わない限り今後も当分は浮上はなさそうだ。