2008年MLB 実況後記

2008/7/27 SFジャイアンツ VS AZダイヤモンドバックス


3連戦ゲーム2@AT&Tパーク(解説 椎葉努さん)

オールスター投手同士の対戦となった注目の試合は、ブランドン・ウェブがティム・リンスカムに辛くも投げ勝ってハーラー単独トップの14勝目を上げ、ダイヤモンドバックスが5対3でジャイアンツに勝利した。

勝ったブランドン・ウェブは、7イニング、4安打、2四球、3失点という内容だった。
この日、ウェブは3回表にデーブ・ロバーツから奪ったこの日4個目の三振で、史上6番目のスピードで通算1000奪三振をマークした。
そして、8回は新加入のジョン・ラウチが1イニングをパーフェクトに抑え、9回はクローザーのブランドン・ライオンが無失点で今季21セーブ目をあげ、投手3人のリレーで、ジャイアンツ打線を合計5安打に抑えた。

一方、ジャイアンツの若きエースのリンスカムは、7イニングを7安打、無四球、2失点で3対2とリードする場面でマウンドを降りたが、8回に2番手のタイラー・ウォーカーがエラー絡みでダイヤモンドバックスに3点を献上し、リンスカムの12勝目はお預けとなった。

試合後、ウォーカー投手が記者団に“俺が全てをぶち壊してしまった”と自虐的に語っていたのだが、先発リンスカムが好投し、攻撃陣もサイヤング投手のウェブから3点を奪ってリードしていただけに、本当に勿体ない痛い黒星であった。

白星はつかなかったが、この日リンスカムは昨年7月1日(ダイヤモンドバックス戦)に記録したキャリアハイをひとつ上回る13奪三振の内容を見せ、キャリア通算6度目の2桁奪三振ゲームとなった。

攻撃のMVPは、ダイヤモンドバックスのクリス・スナイダー捕手。
リンスカムからこの日唯一マルチヒットを放ち、2打点をあげて勝利に貢献した。

ダイヤモンドバックス(52勝51敗)は、現在、同地区ロード10連戦を戦っている。(現在2勝0敗)
ジャイアンツに連勝したダイヤモンドバックスは、6月30日以来となる貯金をつくり、今日もナ・リーグ西地区首位をキープした。