2008年MLB 実況後記

2008/7/21 SEAマリナーズ VS CLEインディアンス


3連戦ゲーム3@セーフコフィールド(解説 武方浩紀さん)

クリフ・リーがハーラートップに並ぶ13勝目(2敗)を完投で飾り、女房役のケリー・ショピック捕手が自己最多に並ぶ4打点をあげて、インディアンズが6対2でマリナーズに勝利し、シリーズを2勝1敗で終えた。

“ストレートのコントロールに少し苦しんだ”と試合後に語っていたリーは、11安打を許しながらも切れのあるカープで要所を凌いでマリナーズを2点に抑え、今季2度目キャリアでは5度目の完投勝利をあげた。

昨年は5勝8敗(防御率6.29)と苦しんだ29歳の左腕リーは、防御率もジャスティン・デュークシャー(1.87)に続いて2番目に低い2.29に下げ、エースだったCCサパシア投手が無き今、インディアンズのエースとして圧倒的な存在感を示している。
インディアンズが優勝争いに加わっていないのが、本当に残念だ。 

一方、敗れて借金が22となったマリナーズは、この日も先発カルロス・シルバが4回表にケリー・ショピックに3ランを許した直後に腰の張りを訴えて途中降板。 
マリナーズに新加入のシルバは、今季は4勝12敗でキャリアワーストシーズンを送っている。 

日米通算3000本安打まであと7本に迫っているイチローは、この日は4打数ノーヒット。

最近、先発機会が激減している城島は、7番キャッチャーで後半戦初めてのマスクを被るも、2併殺を含む4打数ノーヒットに終わり、チャンスをことごとく潰してスタジアムにブーイングがこだまする内容となった。

マリナーズの明るい材料は、クローザーのJJプッツが故障者リストから約1が月ぶりに復帰したこと。
この日は、セーブ機会ではない7回表に4番手として調整登板を果たし、1イニングをしっかり3者凡退に抑えた。
リグルマン監督のコメントによると、プッツがいない間に代理クローザーを務めた2年目ブランドン・モロー投手(防御率1.71 9セーブ)と、しばらくの間クローザー職を併用していくようだ。

GMと監督がシーズン中に解雇され選手の評価が全て白紙となっている今、どの選手にも早い結果が求められている。
イチローや城島とて、例外ではなさそうだ。

マリナーズは2009年シーズンを見据え、残りのシーズンを戦っている。