2008年MLB 実況後記

2008/7/5 PHIフィリーズ VS NYメッツ


4連戦ゲーム1@シチズンズバンクパーク(解説 元MLB通訳 小島克典さん)

シェーン・ビクトリーノが、同点の9回裏2アウトで2番手ドゥエーナー・サンチェスからライト線にサヨナラヒットを放ち、フィリーズが3対2で勝利した。

最近勝ち星に恵まれていないメッツのエース、ヨハン・サンタナは8イニング、6安打、2失点、6三振、無四球とこの日も地区トップを快走するフィリーズを相手に勝利に値するピッチング内容を見せたが、十分なランサポートに恵まれず、勝敗はつかなかった。

一方、マイナーに降格させられたブレット・マイヤーズの代役として先発したルーキー投手JAハップは、雨のコンディションの中最初の4イニングはサンタナと互角に渡り合った。
しかし、5回表に突然自滅しノーアウト満塁のピンチを招き、押し出しを含む2失点で交代を告げられた。

だが、その後フィリーズの自慢のブルペンが最後までメッツに得点を与えず、同点の9回にクローザーのブラッド・リッジが登場し、わずか5球でメッツの攻撃を三者凡退に抑えて流れを掴むと、9回のサヨナラ劇につなげた。

同地区対決緒戦をものにしたフィリーズは、メッツとの差を5.5ゲームに広げた。

さて、この日は現地が7月4日の独立記念日となっていたため、アメリカはお祭りムードに包まれていた。

1776年の独立宣言の舞台となったフィラデルフィアの試合お伝えしたため、この日の現地中継はフィリーズの球団ロゴにもなっている「自由の鐘」(リバティーベル)の映像が何度も映し出されていた。

アメリカの自由の象徴にもなっているこの鐘は、近くで見ると縦に大きなヒビが入っていることがわかるのだが、フィリーズのロゴにも同じように縦にヒビが入っているということを、今日初めて私は小島さんに教えてもらいました。

早速、放送終了後にその新発見を自慢気にプロデューサーS氏に話してみると、S氏は、素っ気無く

「私は知っていましたよ。」

さらに、「シチズンズバンクパークのネオン灯のリバティーベルにもヒビは入っていますよ。」

なんだこれは常識だったのか。。。

どうやら気づいていなかったのは、私だけだったようです。

ちなみに、鐘にヒビが入った要因は断定はされておらず、このヒビが原因で1846年2月12日のジョージ・ワシントンの誕生日で鳴らされたのが、最後の鐘の音になったそうです。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」

私も今日恥をかきましたが、これでしっかり頭に刻みこむことが出来ました。
ご指導、有難うございます。