2008年MLB 実況後記

2008/5/19 TEXレンジャース VS HOUアストロズ


3連戦ゲーム3@ブッシュスタジアム(解説 小島克典さん)

快晴となったこの日、ブッシュスタジアムはお祝いムードに包まれていた。

今日から、ブッシュスタジアムの正面通りの8番ストリートが“スタン・ミュージアルドライブ”と名づけられ、かつての偉大なプレーヤーの功績を称えるセレモニーが行われた。

“スタン・ザ・マン”ことスタン・ミュージアルは、カージナルス一筋で22年間プレーし、3度のワールドシリーズ制覇と3度のリーグMVP、そして通算3630安打を放ち1969年に殿堂入りを果たしたメジャーの歴史を代表する選手の一人である。

そんな偉大な先輩の前で、今日もカージナルスは6対5でレイズに勝利し、昨日に続いてのサヨナラ勝利をおさめた。

この日は、好調だったレイズ投手陣が四球を連発。
6人の投手リレーで合計10個の四球を許し、相手に許した5得点のうち4点が四球絡みの失点となった。

レイズにとって、昨日のゲームも攻撃陣の5度の走塁ミスが負けの要因となっただけに、悔やまれる試合内容であった。

この日サヨナラヒットを放ちヒーローになったのは、スキップ・シューメーカー。
2安打、2打点の活躍でカージナルスの連勝に貢献した。

そして、勝利投手となったのが期待のルーキー、クリス・ペレス投手。
クローザーで現在故障者リスト入りしているイズリンハウゼン投手の後継者として、球団が期待を寄せる新人である。
このシリーズの第一戦でデビューしたとき、ストレートが100マイル(160キロ)を記録した22歳のパワーピッチャーである。
この日は、同点の9回表に登場してわずか5球でレイズの下位打線を3者凡退に抑え、自軍のサヨナラ勝利でラッキーなメジャー初勝利を飾った。