2008年MLB 実況後記

2008/5/16 TBレイズ VS NYヤンキース


4連戦ゲーム4@トロピカーナフィールド(解説 神尾義弘さん)

レイズの強さは、本物のようだ。

昨日、敗れて連勝は6でストップしたが、今日もヤンキースを5対2で破り、シリーズの勝ち越しを決め東地区首位の座を守った。

ヤンキース先発のイアン・ケネディーから、初回に岩村明憲が先頭打者ホームラン(3号)を放って、レイズがまず先制すると、3回はカール・クロフォードの犠牲フライ、4回は27歳のルーキー、ショーン・リーガンズ捕手の今季3号となる2ランショットで4対0とした。

5回にも、岩村が2本目の長打となるリードオフダブルで出塁すると、クロフォードとアップトンの2本の外野フライで効率よくホームに生還し、5対0という一方的な展開となった。

一方、スタメンに松井秀喜を欠いていたヤンキース打線は、レイズ先発のスコット・カズミアーの前に6回まで無得点。

7回、レイズ2番手ゲーリー・グローバーからにカブレラとジーターが連続タイムリーを放って2点を返したが、8回にセットアッパーのダン・ウィーラーに三者凡退、9回もクローザーのトロイ・パーシバルにワンツースリーセーブ。
レイズの勝利の方程式の前に、ヤンキースは成す術がなかった。

納得いかなかったのは、松井秀喜選手のスタメン落ち。
チームトップの打率と出塁率を誇る松井が、Aロッドやポサダがいないという苦しいチーム状態にあって、プラトーンプレイヤー(準レギュラー)のように扱われていることはあまり面白くない。 

ジラルディ監督にその真意を問いたい!

レイズの先発投手が左腕のカズミアーだということで、右打者のダンカン(ライト)とエンズバーグ(サード)を起用したという理論は理解できるが、全く腑に落ちない起用法である。

松井選手のことだからいつものように不動心を維持し、文句を言わずに黙々と取り組んでいるだろうことは容易に想像できる。
だが、そろそろ通訳を介さずに、ジラルディ監督と直談判して、もっと自分の意見を主張するべき時が来ている。

結局、松井は、中継ぎ右腕のダン・ウィーラーがマウンドに上がった8回に代打で送られ、高めのつり球に手を出してスイングアウトの三振に倒れた。

神尾さんも中継で言っていたが、松井選手にとって恩師ジョー・トーレ監督がいるドジャースに移籍することもひとつのオプションかもしれない。