2008年MLB 実況後記

2008/4/28 CLEインディアンス VS NYヤンキース


4連戦ゲーム3@プログレッシブフィールド(解説 小島克典さん)

インディアンズ2連勝で迎えたゲーム3は、メルキー・カブレラが昨年サイヤング賞のCCサバシア投手から放ったソロホームラン(5号)による1点を、王建民、ジャバ・チェンバレン、マリアーノ・リベラの必勝リレーで守りきり、ヤンキースが1対0で勝利した。

王建民は、ア・リーグハーラートップとなる無敗の5勝目。
マリアーノ・リベラは9回を三者凡退で今季7セーブを挙げ、通算セーブ数を450とした。

心配なのは、キャリアで故障者リストに一度も入ったことがない正捕手のポサダが、肩の痛みで故障者リスト入りするという情報が突然舞い込んできたことだ。
打撃がいいポサダの離脱はヤンキースにとって、戦力的に大きなダメージとなる。

今日のゲーム、松井秀喜は相手が先発左腕ということもあり、昨日に続いて欠場。
松井は、相手先発が苦手なCCサバシア(通算9打数ノーヒット)ということもあり、先発から外されていたようで、代わりに、右打者のモーガン・エンズバーグ(3打数ノーヒット)が6番指名打者として起用された。

今年監督に就任したばかりジョー・ジラルディの選手起用法は、昨年までのトーリ監督とは全くアプローチが違っている。

スター選手を投手とのマッチアップにこだわらずに使い続けたトーリ監督と違い、ジラルディ監督は相性によって打順やメンバーをころころ変えてくるタイプのようだ。 

4月に18試合のロードゲームを戦うヤンキースの厳しいスケジュールも要因であると考えられるが、それより控え選手のモチベーションを常に高く維持したいという監督の強い思惑とポリシーを感じる。

現地放送局の解説者デービット・コーン氏は、打撃好調な松井を先発から外していることには大きな疑問を感じていたようだったが、膝の状態がまだ完璧でない松井秀喜にとって、長い目でみると、これがベストな起用法なのかもしれない。

ここは2006年マーリンズ時代、監督就任1年目で最優秀監督賞に輝いたジラルディ監督の采配を信じ、見守って行きたい。

連敗を3でストップしたヤンキースは、再び勝率を5割に戻した。(13勝13敗)