2008年MLB 実況後記

2008/4/16 CLEインディアンス VS BOSレッドソックス


2連戦ゲーム2@プログレッシブフィールド(解説 スポーツジャーナリスト 出村義和さん)

3対3の同点で迎えた9回表、代打で登場したジェイソン・バリテックが勝ち越しソロホームランを放ち、岡島秀樹投手が9回裏をパーフェクトに抑えて今季初セーブ。
レッドソックスが5対3でインディアンズに勝利した。

今日のヒーローは、レッドソックスのルーキー、ジェド・ローリー内野手(23歳)。

左手親指を痛めて故障者リストに入っているマイク・ローウェル3塁手に代わってメジャー昇格を果たしたローリー選手は、今日の初先発試合で3打点を記録して勝利に大きく貢献した。

スタンフォード大学出身で、昨年のレッドソックスのマイナーリーグ最優秀選手に選ばれ、本来はショートストップというこのローリー選手。
この日は、8番サードで出場して4打数1安打3打点と結果を残した。

明らかなボール球に手を出して2三振を喫するという荒さも目立ったが、それでもランナーを得点圏においた場面ではしっかりと勝負強さをアピールした。

厳しいかもしれないが、ローリー選手はマイク・ローウェルが故障者リストから帰ってくれば、自動的にマイナー降格ということになるだろう。
だが、少ないチャンスで早くに結果を残したローリー選手は、首脳陣にしっかりとアピール出来たのではないだろうか。

メジャーリーグではローリー選手のような存在を概して、”ア・カップ・オブ・コーヒー”(一杯のコーヒー)と表現する。
コーヒーを一杯飲んだらすぐにいなくなってしまうということなのだが、このまま活躍すれば、きっとまたチャンスをもらえるだろう。

今後、要チェックの新人選手です。

一方、今日も敗れたインディアンズはここ12試合で9敗目となった。(通算5勝9敗)
クローザーのジョー・ボロウスキーも故障者リスト(三頭筋痛)に入り、ますます苦しい状況になっている。
昨年のア・リーグ中地区チャンピオンは、スタートで大きくつまづいている。