2008年MLB 実況後記

2008/4/7 NYヤンキース VS TBデビルレイズ


4連戦ゲーム3@ヤンキースタジアム
(解説 ベースボールコントリビューター 上田龍さん)

今季初めて5番指名打者で先発した松井秀喜選手が、4回裏に今季2号となる2ランホームランを放った後、先発王建民(6イニング)、セットアッパー、ジョバ・チェンバレン(2イニング)クローザー、マリアーノ・リベラ(1イニング)の勝利の方程式でその2点を危なげなく守り、ヤンキーズが2対0でレイズに勝利した。

当然、この試合のヒーローは松井秀喜選手のはずが、ヒーローインタビューに登場したのはキャッチャーのポサダ選手だった。

もの足りないと感じたのは、私と上田さんだけでしょうか?

松井選手だけでなく、日本人メジャーリーガーの殆どにいえることだが、みんな通訳に頼りすぎているように思う。

片言であっても、自分の言葉で話すトライをするべきではないだろうか?
発音がうまく出来ないとか、うまく自分の気持ちを表現できないといって逃げていては、英語は一向に上達しない。 

極論を言えば、間違えて英語で恥をかくこともその人の雰囲気や魅力が伝わってきて、ファンとの立派なコミュニケーションになっているものだ。

南米出身の選手などは、片言であっても殆どが自分の言葉で必ず取材に答えようとしている。
そして、月日がたつと、みんなそれなりに話せるように成長している。

取材する側も、相手が英語をうまく話せなくても、直接話すことによって、その選手の印象や人間性などを十分に感じることができるものだ。

ヤンキースファンや、地元の番記者たちが松井秀喜選手の本当の魅力を感じているのか、時々、考えてしまう。

松井秀喜選手も今年メジャー6年目。
そろそろ通訳を介さずに、自分の言葉でインタビューに答え、ニューヨーカーに真の松井秀喜を表現してほしいものだ。