2007年MLB 実況後記

2007/9/15 BOSレッドソックス VS NYヤンキース


3連戦ゲーム1@フェンウェイパーク(解説 豊浦彰太郎さん)

ヤンキースが5点差をひっくり返す奇跡の逆転劇を見せ、4時間43分のマラソンゲームを8対7で制した。

逆転地区優勝を目指すヤンキースにとっては、このシリーズでなんとしてもレッドソックスをスイープしたい。
その勝利への気迫が、逆転劇につながった。

アレックス・ロドリゲスが試合後に、“今季で一番価値のある勝利だった!”と語ると、ジョー・トーレ監督も“8回の攻撃は本当に見事だった。 この球場で唯一予測できるのは全てが予測不可能だということ!”と試合後、興奮気味に記者団に語った。

プレーオフまでに、何としても復調をアピールしたい先発の松坂大輔は、この日は5回2/3イニングを投げ、4安打、7奪三振、6死四球、自責2の内容で、レッドソックスがリードする場面でマウンドを降りたが、結局勝敗はつかなかった。 

一方、キャリア通算200勝目をかけ、マウンドに上がったヤンキース先発のアンディー・ぺティットも、この日は4イニングを9安打、2四球、5失点と調子が出ないままリードされてマウンドを降り、こちらも勝敗はつかず。

レッドソックスの今日の誤算は、セットアッパーの岡島秀樹とクローザーのジョナサン・パペルボン。
これまでチームを支えてきた二人のリリーバーが、今日はあわせて6失点の大乱調。
岡島は、この日の4失点で防御率が初めて今季2点台(2.28)となり、パペルボンは3度目のブローンセーブで、悔しい3敗目を喫した。

今日のヤンキースの戦いぶりを見る限り、ヤンキースの地区優勝の可能性は、まだ手が届くところにある。