2007年MLB 実況後記

2007/9/7 CHIカブス VS LAドジャース


4連戦ゲーム4@リグレーフィールド(解説 元スカウト 牛込惟浩さん)

カブス1点リードで迎えた9回表、ピンチヒッターのアンドレ・イーシアーがクローザーのライアン・デンプスターから逆転3ランを放ったその裏、斉藤隆がパーフェクトで締めてドジャーズが逃げ切り、7対4でカブスに逆転勝利を収めた。

カブスは、アルフォンゾ・ソリアーノが先頭打者ホームランを含む2本のホームランを放って2度リードを奪ったが、投手陣がそれを守りきれずに敗退し、このシリーズを1勝3敗で負け越した。
中地区の優勝レースでもカブスは16日ぶりに単独首位から転落して、この日試合が無かったブルワーズに並ばれた。
一方、ドジャースは首位ダイヤモンドバックスとの差を3.5ゲームに縮めた。

それにしても、メジャー2年目にして安定感が更に増したドジャース斉藤隆投手は、見ていて本当に頼もしい。

日本にいた時よりも切れが増したといわれる、球速96マイル(154㎞)のストレートと得意のスライダーがビシビシとコーナーに決まり、わずか10球で危なげなく今季37セーブ目。
同じ打者とそれほど対戦する機会がない中継ぎ投手は、1年目よりも2年目にその真価が問われるというが、今年37歳の斉藤投手は伝統球団ドジャースの押しも押されぬ不動の守護神となった。

ドジャースが2年連続のプレーオフ出場を決めるには、斉藤投手がこれまでのようにセーブを積み上げて、勝てる試合を取りこぼさないことが大きなカギになってくる。