2007年MLB 実況後記

2007/8/17 OAKアスレチックス VS CHIホワイトソックス


3連戦ゲーム3@マカフィーコロシアム(解説 ベースボールコントリビューター 上田龍さん)

5対5の同点で迎えた10回裏、ラストバッターのカート・スズキがレフトにサヨナラスリーランを放ち、アスレチックスが8対5で勝利しホワイトソックスをスイープした。

正捕手ジェーソン・ケンドールのトレードに伴い、今季途中からエブリデースターターになったカート・スズキ選手は、昨日につづいてキャリア初の2試合連続ホームラン。
メジャーリーグ史上3人目のハワイ・マウイ島出身者で、3人目のスズキ姓の持ち主である日系人キャッチャーの鈴木は、来季以降も注目の選手だ。

そして、昨日もヒットを打って調子が上向いているベテランのマイク・ピアッツァは、今日もあとダブル一本でサイクル安打達成となる3安打、2打点の活躍でチームの4連勝に貢献した。

メジャー19年目でまだサイクルヒットがないピアッツァは、第一打席からキャリアではたったの9本目となるトリプルを放ち、第2打席ではシングル、そして第3打席では今季4号となる逆転2ランを放った。
第4打席は、代わったばかりのホワイトソックス3番手ブコビッチ投手からあわやダブルという鋭い打球を左中間に放ったが、守備に定評のある中堅手ジェリー・オーウェンズのファインプレーに阻止された。
そして、延長戦に入って5度目の打席が回ってくるも、今度は5番手のマット・ソーントンの前に見逃し三振に倒れた。
ピアッツァの19年間のキャリアで、サイクルヒットまで残り一本にせまったのはこれが19回目なのだそうだ。
残念ながら、今回,もまた失敗に終わってしまった。

アスレチックスの勝利投手は、8月にメジャー昇格したばかりのルディー・ルーゴ投手。
レッドソックスに在籍するフリオの弟であるルディーは、これで今季4勝0敗となった。
先発したダン・ハーレンは、6イニングをヒット7本、奪三振7、2四球、4失点(自責点2)と試合を十分に作ったのだが、この日は味方の守備エラーに足を引っ張られ勝敗はつかなかった。

すでに来季に向けた戦力分析をおこなっている色が濃いホワイトソックスは、敗れて5連敗となった。