2007年MLB 実況後記

2007/8/13 CHIホワイトソックス VS SEAマリナーズ


3連戦ラバーマッチゲーム3@USセルラーフィールド(解説 MLBアナリスト AKI猪瀬さん)

ジェフ・ウィーバーの今季2度目の完封勝利でマリナーズが6対0で勝利し、2003年以来となるUSセルラーフィールドでのシーズンシリーズ勝ち越しを決めた。

この日のジェフ・ウィーバーは(4勝10敗)シーズン最多となる8個の三振を奪い、初回から4回途中まで11者連続で打者を打ち取るなど、許したヒットは5本、四球はひとつも許さない見事なピッチング内容で前半戦の不調がまるで嘘のようだった。

一方今日はまったくいいところがなかったホワイトソックスだったが、9回表にファンに大きな見せ場を作った。

6点ビハインドの9回表、クローザーのボビー・ジェンクス投手が登場し、マリナーズ打線を3者凡退に抑えてデービット・ウェルズの持つア・リーグ記録を破り、1972年にサンフランシスコに在籍したジム・バール投手の持つ41者連続でアウトにするという、メジャーリーグレコードに並んだ。

負け試合での達成となったが、これは注目に値する記録である。
ボンズが最近、ハンク・アーロンの記録を32年ぶりに破ったことがメジャーでは大きな注目を浴びたが、ジェンクスの記録も35年ぶりの快挙となった。

ほぼ14イニングに相当する41人の打者に、ヒットを許さないだけでなく、四球も与えず、そしてワイルドピッチをせず、味方の守備エラーも無いというのだから驚きの数字である。
ジェンクス本人も、新記録達成までは取材を全く受けない集中モードに入っているので、次回登板は、メジャー新記録達成を期待したいところだ。

さて、今日勝った好調マリナーズは、ワイルドカード争いでトップの座を守り、明日からホームに戻って、ツインズと3連戦を戦う。