2007年MLB 実況後記

2007/8/5 SEAマリナーズ VS BOSレッドソックス


3連戦ゲーム2@セーフコフィールド(解説 スポーツジャーナリスト 出村義和さん)

松坂大輔が、マリナーズ打線から自身の最多記録に並ぶ10個の三振を奪う力投をみせ、レッドソックスがマリナーズを4対3で下した。

この勝利で、松坂はチームトップに並ぶ今季13勝目。
また、レッドソックスもセーフコフィールドでの連敗を9でストップした。

松坂は、序盤エイドリアン・ベルトレに高めに入った甘い球を右中間スタンドに運ばれ先制点を許したが、その後も集中をきらさず、ストライク先行のテンポのいい見事なピッチングを見せた。
結局この日は、7イニングを6安打、4四死球、10奪三振、2失点という内容で、マリナーズ戦のキャリア初勝利を記録した。

先制を許したレッドソックスは4回表、ヒットとフォアボールでためたランナーをジェイソン・バリテックが2点タイムリーツーベースで返して逆転に成功すると、今度は6回に、2番ユーキリス、3番オーティス、4番ラミレスの3者連続ヒットと相手の送球エラーも絡んで、更に2点を追加し4対1とリードを広げた。

だが、このまま終わらないのが今年のマリナーズ。

7回裏、昨日の試合で逆転3ランを放ったベタンコートが、2日連続のホームランを放って2点差にすると、8回裏にも、最近調子が上向いている城島が2番手のエリック・ガンエーから2アウトタイムリーを放ち、1点差に詰め寄った。

そして9回裏、マリナーズはイチローから始まる好打順となったが、そのイチローはパペルボンに空振り三振に倒れると、続くホセ・ビドロも連続三振に倒れあっさりツーアウト。
その後、2者連続フォアボールでランナーを出したが、最後はエイドリアン・ベルトレがキャッチャーフライに倒れて、レッドソックスが1点差を逃げ切った。

注目のイチロー対松坂のマッチアップは、イチローが4打数ノーヒットに終わり、この日も松坂に軍配が上った。(通算12打数1安打)。
一方城島は、きっちり内野安打を一本打って、松坂との対戦成績を9打数3安打とした。

明日の第3戦ラバーマッチで、今季のこの両チームの対戦は全て終了する。(マリナーズ5勝3敗)
次に対戦するとすれば、今年のプレーオフということになる。

今日の試合は最初から最後まで、実にエキサイティングな好ゲームであった。
負けはしたものの、今年のマリナーズはこれまでよりはるかにいいチームなっている。
また是非とも、プレーオフでこのマッチアップを見たいものだ。