2007年MLB 実況後記

2007/7/29 CHIホワイトソックス VS TROブルージェイズ


3連戦ゲーム2@エンジェルスタジアムオブアナハイム(解説 豊浦章太郎さん)

同点の8回、ギャレット・アンダーソンが今季5号となるスリーランショットをライトスタンドに放ち、タイガースがエンゼルス一気に突き放し10対3で勝利した。

試合のターニングポイントとなったギャレット・アンダーソンの3ランホームランは、判定をめぐり大きな議論を読んだ。

エンゼルスグッズに身を包んだ少年が、グローブでアンダーソンのホームランをスタンドでキャッチをしたのだが、スローVTRで見ると少年はスタンドから手を出し、本来ならフェンスに当たっていた打球をダイレクトキャッチしてしまったのだ。

ファンインターフェアランスが適用されグランドルールダブルになるはずだ!と、リーランド監督はすぐさまダグアウトを飛び出して抗議したが認められなかった。
結局、そのホームランをきっかけにタイガースのリリーバーが崩壊し、オーランド・カブレラにも2ランショットを許してエンゼルスがこの回に一挙7点を奪い試合を決めた。

試合後、リーランド監督は記者団に、“俺は、アンパイヤの判定についてはコメントをしない。
だが、ここにいるみんなもあの打球を見ただろ!だから俺に聞くな!君たちが判断しろ!” とフラストレーションをためていたという。

タイガースにとっては、アンラッキーな試合となった。

さて、この日の勝利投手は、8回表をノーヒットに抑えた4番手のスコット・シールズ投手。
シールズ(3勝3敗)はこの日リリーバーとしてエンゼルス通算34勝目をあげ、デーブ・ラローシュ投手のもつ球団記録に並んだ。
バリー・ボンズやトム・グラビンの記録に比べると見劣りする記録かもしれないが、リリーバーとしての実力と勝負運を兼ね備えないと絶対に達成できない偉大な記録である。

シールズ投手。
記録はこれからも伸びていくと思いますが、ひとまず、おめでとうございます。