2007年MLB 実況後記

2007/7/22 BOSレッドソックス VS CHIホワイトソックス


4連戦ゲーム3@フェンウェイパーク(解説 コパンチョ 武方浩紀さん)

先発ルーキーのケーソン・ギャバード(25歳)が7イニングを3安打、1失点に抑え、また最近打撃が好調なココ・クリスプがキャリアハイに並ぶ5打点の活躍を見せ、レッドソックスがホワイトソックスに10対2で快勝した。

前回登板でも、ロイヤルズ戦で完封勝利をおさめたギャバードが、今勢いに乗っている。

この日奪った全19個のアウトのうち、14個をゴロで奪う打たせてとるテンポのいいピッチングで、今季まだ負けなしの4勝目をあげた。
エースのカート・シリングの故障者リスト入りに伴い、6月26日にメジャー昇格してきたギャバードは、これで昨年終盤からの先発8試合でまだ負けていない。

ホームのフェンウェイパークでの登板は、全5試合に勝利している。
このホーム初勝利から5連勝というのは、1945年にブー・フェリス投手が記録して以来の球団記録となった。
今度の登板でも勝利すると球団新記録となる。今後も更に注目である。

一方、新人投手が多いホワイトソックスのブルペン陣は、この試合に関しては見るに堪えなかった。

この日の先発投手ジョン・ダンクスは、6イニングを4失点に抑えてなんとかゲームを作った。
しかし、7回からマウンドに上がった3人のリリーバー陣が5連続四球で3つの押し出しを許し、最後はココ・クリスプと代打のエリック・ヒンスキーに連続タイムリーを打たれ、この回だけで一挙7点を奪われて試合をぶち壊した。

両先発投手が中盤まで持ち味を出し、テンポがよく実にエキサイティングな試合を展開していたのに、7回裏のレッドソックスの攻撃だけで40分近く時間を費やした。
試合時間は3時間5分とそれほど長いわけでは無かったものの、時間以上に長さと苛立ちを感じる試合だった。

“ピッチャーで試合が決まる”という野球の格言を改めて思い出す内容だ。

連勝したレッドソックスはこのシリーズ2勝1敗。
2番セカンドで先発出場した井口資仁は昨日に続いて、今日もノーヒットに終わった。(4打数ノーヒット)