2007年MLB 実況後記

2007/7/21 WASナショナルズ VS COLロッキーズ


4連戦ゲーム2@RFKスタジアム(解説 豊浦章太郎さん)

先発のアーロン・クックが、自身のキャリアハイを更新する8個の三振を奪い、7イニングを0点に抑えて、ロッキーズが3対1でナショナルズに勝利した。

9イニング平均の奪三振数が2.82個とメジャーで最も少なく、典型的な打たせてとるタイプのアーロン・クック投手が、この日は90マイル前半の高速シンカーを左右のコーナーに決めて、勝負どころではスライダーも織り交ぜ、2004年6月のボストン戦で記録した7三振を上回るパフォーマンスで、今季6勝目(6敗)をあげた。
クックは開幕から4勝1敗の好スタートをきったが、最近9試合では5敗を喫していた。
28歳の右腕にとって、この試合は復調のきっかけになりそうな登板であった。

ロッキーズは、守備でもクックの好投を盛り立てた。
5回裏に、ブライアン・シュナイダー捕手のライトのブルペンエリアに入りそうな大きなフライを、ライトのライアン・スピルボーグがフェンス際でスーパーキャッチを見せ、失点を防いだ。

一方のナショナルズは守備で三つのエラーを犯し、またベースランニングのミスでは少ない反撃のチャンスを潰して、最後まで波に乗ることができなかった。
現時点でナ・リーグ首位打者のデミトリ・ヤングも、この日は左足踵の痛みで大事をとってスタメンから外れ、2点ビハインドの8回裏に走者1、3塁のチャンスの場面で代打として登場したが、ファーストゴロに倒れた。

先発のクックが7回でマウンドを降りた後は、ホルヘ・フリオ投手が8回を3安打、1失点。
9回は代理クローザーのマニュエル・コルパスが1イニングをパーフェクトに抑えて、今季4セーブ目をあげた。

昨日の第1戦は、お休みをもらった松井稼頭央もこの日はいつもの2番セカンドで先発出場を果たし、3打数ノーヒット(四球)に終わったが、第二打席で送りバントをした際に俊足が相手守備の送球エラーを誘い、チャンスを広げて、先制点に絡んだ。

今日勝って貯金が2に増えたロッキーズ。
これでダイヤモンドバックスと並びナ・リーグ西地区3位タイに浮上した。
ハイレベルなナ・リーグ西地区で、今年はロッキーズの存在が面白い。