2007年MLB 実況後記

2007/7/13 MINツインズ VS OAKアスレチックス


4連戦ゲーム1@メトロドーム(解説 スポーツ報知 MLB担当デスク 蛭間豊章さん)

コントロールが定まらない先発チャド・ゴーダンから序盤に4点を奪ったツインズが、6対2で後半戦白星スタートをきった。

試合前まで、ア・リーグ4位の防御率(2.88)だったチャド・ゴーダンが、この日オールスターブレイク明けで試合勘が鈍っていったのか、全くストライクが決まらず、初回の4個を含む合計5個の四球を許す最悪の立ち上がり。
3回以降は立ち直りをみせたが、序盤に球数を多く費やしたこの日は4イニング、6安打、5失点という内容でマウンドを降り、今季4敗目(8勝)を喫した。

故障者リスト入りしたエステバン・ロアイザ投手の代役として、シーズン途中に先発ローテーションに入り活躍しているゴーダンが、最近8試合の先発で許した四球数は29個となった。
課題の制球力がここに来て、ゴーダンのピッチング内容を苦しめている。この点は早く修正したい。

一方、ツインズ先発スコット・ベーカーは6イニングを5安打、3三振、2失点と安定した内容でツインズに勝利をもたらし、今季4勝目(3敗)を手にした。

今日から、MLBは後半戦がスタートした。

後半戦の強さが語り草になっているこの2チームは、昨年のオールスターブレイク後、ツインズが49勝27敗、アスレチックスが48勝26敗の好成績を残し、それぞれプレーオフ出場を果たしている。

今年も、現段階で地区3位のツインズは首位タイガースに7ゲーム差、同じく地区3位のアスレチックスは9.5ゲーム差で首位エンゼルスを追っている。
昨年の強さを今年も発揮すれば、プレーオフ出場の可能性は十分に残されている。

ツインズ浮上の鍵は、昨年サイヤング賞のヨハン・サンタナ投手、首位打者のジョー・マウアー、リーグMVPのジャスティン・モーノー、そして、シーズン後にFAとなるトーリー・ハンターらの活躍にかかっているだろう。

一方のアスレチックスは、リッチ・ハーデンとエステバン・ロアイザというローテーションの軸となる投手を怪我で欠いている苦しい台所事情だが、ビリー・ビーンGMがまた大金をかけないで何か解決策を見出してくるだろう。

いつも終盤にペナントレースを盛り上げてくれる両チームなので、後半戦の巻き返しに期待したい。