2007年MLB 実況後記

2007/6/30 CINレッズ VS STLカージナルス


3連戦ゲーム1@グレートアメリカンボールパーク
(解説 アメリカ野球愛好会 藤澤文洋さん)

7連敗中の先発ブロンソン・アローヨ投手が、7イニングを1失点に抑える好投を見せ1点リードでマウンドを降りたが、今年メジャーデビューを果たしたばかりの3人のリリーフピッチャーが1点のリードを守りきれず、カージナルスが4対2で逆転勝利を収めた。

8回1点リードの緊迫した場面でレッズのジェリー・ナーロン監督は、ルーキーリリーバーのマクベスに託したが、2番アーロン・マイルズ、3番アルバート・プホルスに連続ヒットを許してノーアウト1、3塁のピンチを招くと、3番手のコートランガスが迎えた4番のダンカンにセンター前にタイムリーを許し、あっさり同点とされ、アウトをひとつも奪えないまま4番手のサーモンにスイッチした。

そのサーモンは、スコット・ローレンをファーストフライに打ち取ってワンアウトを奪ったが、6番のホアン・エンカーナシオンに勝ち越しの決勝タイムリー、続く7番ヤディエール・モリーナにもダメ押しのタイムリーを許して、レッズはこの回3失点であっさりカージナルスに逆転を許し、試合に敗れた。

レッズは、ブルペン成績が現在ナ・リーグでワースト2(13位)という数字が、そのまま露呈してしまった試合内容となった。
ブロンソン・アローヨ投手にとっては、本当に気の毒な先発登板となった。(勝敗なし、2勝9敗)

一方、カージナルスの勝利投手は、今日がデトロイト時代の2005年7月9日以来の登板となった元エンゼルスのクローザー、トロイ・パーシバル投手。(1勝0敗 防御率0.00)

カージナルスが1点ビハインドの7回裏に登場すると、8番から始まったレッズの攻撃を3者凡退に抑え、完璧な復帰登板を見せた。
チームメイトもそれに奮起したのか、その後の8回表の逆転劇につなげ、トロイ・バーシバルのカムバックゲームに花を添えた。

最終回は、今季はセーブ機会に恵まれないクローザーのジェーソン・イズリンハウゼンが登場し、ランナーを二人許すも全てのアウトを三振で奪い、6月6日以来となる今季15セーブ目をあげた。

水曜日のメッツ戦で、キャリアハイとなる18試合連続試合安打がストップしてしまった田口壮は、この試合も1番センターで先発したが、4打席ノーヒットに終わり、8回の守備で交代した。

この試合に敗れたレッズは、これで今季50敗目を喫した。
今季のレッズは、昨年のタイガースのようなサプライズチームになるのではないか?
と予想する解説者もシーズン前に数多くいたが、現在レッズはメジャーワースト戦績で苦しんでいる。7月のトレードデッドラインでは、大きな選手の入れ替えがありそうだ。