2007年MLB 実況後記

2007/6/29 AZダイヤモンドバックス VS LAドジャース


4連戦ゲーム4@チェースフィールド(解説 牛込惟浩さん)

ナ・リーグ西地区首位を争うチーム同士の対戦となったこの試合は、ドジャースが9対5でダイヤモンドバックスに勝利し、このシリーズを3勝1敗で勝ち越した。

故障明けのダイヤモンドバックス先発ランディー・ジョンソン投手は、初回3番ラッセル・マーティンに2ランホームラン(9号)を浴びて先制点を許すと、3回表も先頭打者フォアボールの後、マット・ケンプ、ジェームス・ローニーに連続ヒットを許し、更に2失点。 
結局、ジョンソンは3イニングでマウンドを降り、自責3点、6安打、3四死球で今季3敗目(4勝)を喫し、復調にはまだ時間がかかりそうな登板内容であった。

持病の腰痛と右膝の痛みがピッチングに大きく影響を与えているようで、ストレートはコントロールが定まらず、球威も最高92マイルと本調子のジョンソンからは程遠い内容であった。

一方ドジャースは、先発ランディー・ウルフがダイヤモンドバックスを6回終了まで3安打、1失点に抑える見事なピッチングを見せた。
7回裏に、リードオフダブルと連続四球でノーアウトの満塁のピンチを招くと、2番手のブレット・トムコにマウンドを譲ったが、この日のウルフは、6イニングを4安打、6四球、4三振、3失点と悪いなりにも結果を残すクオリティーピッチングで今季9勝目(6敗)をあげた。

そして9回裏、3イニング目に入っていた2番手のトムコが突然乱れセーブシチュエーションが訪れると、リトル監督は迷わずベンチを飛び出しクローザーの斉藤隆をコールした。
斉藤隆が、4点差、ワンアウト1、2塁の場面で登場すると6番のマーク・レイノールズを三振、続く7番のクリス・ヤングをファーストフライに打ち取って、あっさりと今季22セーブを決めた。

リトル監督がベンチを出て行く時の表情を見ているだけで、斉藤に対する信頼が伝わってきた。
そして、斉藤もその期待に当たり前のように応えていた。
斉藤選手には、今年、是非オールスターにも出場してもらいたい。

ドジャースはダイヤモンドバックスに勝って、今季の直接対決の成績を7勝2敗とした。
そんなドジャースは、明日からホームに戻って地区首位を争うパドレスと3連戦を戦う。

一方、ダイヤモンドバックスは明日からサンフランシスコでジャイアンツと対戦する。