2007年MLB 実況後記

2007/6/17 BOSレッドソックス VS SFジャイアンツ


3連戦ゲーム2@フェンウェイパーク(解説 小島克典さん TIMレッド吉田さん)

試合後、すれ違う人全員が“今日は最高に面白い試合でしたね”と声を掛け合うほど、最後の一球まで気を抜けない、見ごたえのあるエキサイティングな試合でした。

試合は、4回裏に飛び出したマニー・ラミレスの50打席ぶりの9号ソロホームランによる虎の子を1点を、松坂、岡島、パペルボンの若手投手陣の継投で守りきり、ボストンが1対0でジャイアンツに勝利した。

“こっちに来て初めて点を取られなかったと言う意味ではいいピッチングでした。”と試合後の会見で語っていた松坂も、この日は7イニングを3安打、3四球、8三振の内容で、4試合ぶりの勝利投手となった。(8勝5敗)

2番手としてマウンドに立った岡島も、いきなり2本のヒットを許しノーアウト1、2塁のピンチを招いたが、昨日に続いての対決となったバリー・ボンズを見逃しの三振に仕留めて息を吹き返すと、後続もしっかりと打ち取り無失点で切り抜け、今季11ホールド目を記録した。

そして、9回はジョナサン・パペルボンが簡単に3人で片付け今季16セーブ目を上げた。

現存する最古の球場フェンウェイパークで、今季初の1対0の試合となった。
また、アメリカで2番目に古いリグレーフィールドでこの日に行われた試合も1対0でパドレスがカブスに勝利したという。
球場が狭く、比較的得点が多いとされるこの2つの球場で、同じ日に1対0の試合となったのは1963年7月23日以来となる44年ぶりの出来事となったのだそうだ。

アメリカのベースボールに関わる人たちは、本当に面白い記録や数字に気づき、その試合の価値を高めるものだといつも関心する。

このような、本来なら気づかないような記録を発表されると、こちらもいい試合を観れた気分になり、何か得したような気分になれる。
そして、また試合が見たいという気分にさせてくれる。
アメリカでベースボールが国民にいつまでも愛されているひとつの要因は、このようなところにもあるのではないかと思う。

さて、今日もホームランが出なかったバリー・ボンズ。
明日こそ、一発を期待したい。