2007年MLB 実況後記

2007/6/16 BOSレッドソックス VS SFジャイアンツ


3連戦ゲーム1@フェンウェイパーク(解説 小島克典さん ゲスト解説 シェイラさん)

ボストンより実況生中継でお伝えしました。

試合は、ルーキーのダスティン・ペドロイアが5安打、5打点。
スランプに陥っていたJDドリューも3安打、3打点の活躍をみせ、レッドソックスが10対2でジャイアンツを圧倒した。

22年のキャリアで、フェンウェイで初めてプレーしたバリー・ボンズは、3打数1安打、1敬遠に終わった。
そのボンズが、第一打席であわやホームランというような鋭い打球をライトに放ったが、わずかにライトポールの横にそれファールとなった。
それを、私は思わず“入ったぁーー!”と誤実況をしてしまい、少し恥ずかしい思いをしてしまいました。

そのボンズに対するファンの反応は予想通リ、とても厳しいものであった。
レッドソックスファンは、試合前のバッティング練習からボンズが打席に立つたびに異様なほどのブーイングを浴びせ、狂信的なファンは、Tシャツに“*”のマークをつけてアピールし、ボンズに敵意むき出しの態度だった。

最初は、この“*”のマークが何を意味するのかわからなかったのだが、これはアステリスクを意味しており、ボンズの記録は“薬物参考記録”としてメジャーリーグのレコードブックに正式に扱うべきではないというファンのジャスチャーなのだという。

だが、これだけ人に注目されて、かつ、あの敵意むき出しの環境の中でホームランをこれまで積み重ねているボンズの精神力には、正直、脱帽する。

そのボンズと、デービット・オーティスという今日はトップスラッガー対決にも注目していたのだが、デービット・オーティスは初回にストライク判定をめぐり
審判に抗議したことで、早速、退場処分を言い渡されていた。
オーティスにとっては、2005年8月19日以来となるキャリア6回目の退場処分となった。

明日は、いよいよ松坂大輔対バリー・ボンズの対決が実現する。