2007年MLB 実況後記

2007/6/8 COLロッキーズ VS HOUアストロズ


3連戦ゲーム3@クアーズフィールド(解説 上田龍さん)

2点ビハインドで迎えた9回裏、ロッキーズがアストロズクローザーのダン・ウィーラーから3点を奪い、見事なサヨナラ勝利を収めた。

5月12日のダイヤモンドバックス戦以来勝利がない、エースのロイ・オズワルト投手(6勝4敗 防御率3.20)は、2点リードの場面でマウンドを降りたが、不安定なブルペンがまたしてもリードを守りきれず、この日も勝敗なしに終わった。

ロッキーズ(29勝31敗)は序盤のスロースタートが響き、未だ借金生活からは抜け出せないでいるもののチーム状態は確実に上向いている。

好調を支えているのは、自慢の打線にある。
現在、打率でナ・リーグのトップ7にランクされている打者のうち、実に3人がロッキーズというほど打線が好調なのだ。(1位マット・ホリディ ,351 3位トッド・ヘルトン ,330 7位ウィリー・タバレス ,321)
 
この試合も、この3選手が目立っていた。

まずは、ウィリー・タバレスが連続試合安打を12に伸ばすリードオフホームラン(今季第一号)で先制点を叩き出すと、 
3番マット・ホリディは9回裏1点差に詰め寄るタイムリーヒットを含む、4安打、1打点の大活躍。
4番トッド・ヘルトンも9回に同点タイムリーを放つと、7番トゥロウィツキーのサヨナラヒットで決勝のホームを踏み、チームの勝利に大きく貢献した。

今季12回目の猛打賞(3安打以上)となったマット・ホリディは、イチローよりもヒット数が多いメジャートップの87本まで増やし、
連続試合安打も15試合に伸ばした。
昨年ブレークしたばかりのマット・ホリディは、今後も要注目選手の一人である。

そして、今日も勝利のキーマンとなった松井稼頭央選手も、相変わらず好調を維持しているようだ。

9回裏の先頭バッターとしてダブルを放って出塁すると、つづくホリデーのシングルで俊足を活かしてホームを踏み、サヨナラ劇の大きなきっかけを作っていた。
打率も3割をキープしている松井は、怪我さえなければメジャーで十分通用することを改めて証明している。
コロラドという環境も、松井選手にはよくマッチしているようだ。
今後の更なる活躍を期待したい。

メジャーリーグは、明日からいよいよ本格的なインターリーグに突入する。
好調ロッキーズは、明日からシカゴでホワイトソックスと3連戦を戦う。