2007年MLB 実況後記

2007/5/31 MINツインズ VS CHIホワイトソックス


3連戦ゲーム3@メトロドーム(解説 牛込惟浩さん)

9回裏2死満塁で、トーリー・ハンターがホワイトソックス5番手のデービット・アーヅマ投手からストレートのフォアボールを選び、ツインズが7対6でサヨナラ勝ちをおさめた。
同地区のホワイトソックス相手に、本拠地での2004年9月以来となるスイープを決めた好調ツインズは連勝を4に伸ばした。

今日のツインズは、見事なスモールベースボールを展開した。

先発のスコット・ベーカーが序盤からホワイトソックス打線につかまり、ツインズはいきなり5点のビハインドを背負う苦しい展開。
しかし、3回裏に3つの四球でためたランナーを4番モーノーの犠牲フライと、5番ハンターの2点タイムリーツーベースで3点を返し2点差。
そして6回裏、モーノーのリードオフウォークにハンターがシングルでつなぎ、続く6番キューベルがしっかりバントで送って2、3塁とすると、今日が今季5試合目の先発出場となった控え捕手の8番クリス・ハインツが2アウトから同点とする2点タイムリーを放ち、試合は振り出しに戻る。

スコット・ベーカーを3イニングで早々に諦めたツインズは、4回以降は中継ぎ陣でゲームをつないだ。
ジェイソン・ミラー、マット・ゲリアー、パット・ネシェック、そして、クローザーのジョー・ネイサン(今季2勝目)の4人がホワイトソックスを6イニングノーヒットに抑える完璧なピッチング内容で、9回裏、味方のサヨナラ勝利を呼び込んだ。

ホワイトソックスのギーエン監督は、“オフェンス、ディフェンス、投手陣、監督采配、どれをとってもツインズに完敗だった”とこのシリーズだけで26失点し、完膚無きまでツインズにやられ、めずらしく白旗をあげた。

ホワイトソックスはこれで4連敗となり、勝率5割(24勝24敗)に逆戻りした。

2番セカンドで先発出場した井口は、今日は4打数1安打、2打点、1四球と活躍し、9回表にもホームラン性の強い当たりをレフトに放ったが、キューベルのフェンス際のファインプレーに阻まれ、ツキに見放された。