2007年MLB 実況後記

2007/5/15 BOSレッドソックス VS DETタイガース


松坂大輔、今季8試合目の登板試合。
4連戦ゲーム1@フェンウェイパーク(解説 松林善一さん)

松坂大輔が地元フェンウェイのお客さんの前で今季一番のピッチングを披露し、5月のチーム打率がリーグ2位のタイガースを相手に、見事なメジャー初完投を飾った。

この日の松坂投手は、いつもより少ない5奪三振だったが、課題だった四球をひとつも許さず17個のアウトをゴロで奪うという、打たせてとるピッチングでテンポよくアウトをとっていた。
3回表、2アウトからカーティス・グランダーソン(この日2安打)にソロホームランを浴びたが、5回以降はヒットを2本しか許さず、ホームラン以外はタイガースに3塁を一度も踏ませない完璧なピッチングだった。

8回裏に、ルーゴとユーキリスの連続タイムリーで4点の追加点をもらい続投が許された松坂は、最多となる124球を投げきり今季5勝目を上げた。

勝ったレッドソックス(24勝13敗)も、東地区首位のリードを95年シーズン以来となる8.5ゲーム差に広げた。
打線も絶好調なのでこの勢いはまだ続きそうだ。

試合前、タイガースのジム・リーランド監督は、“(松坂は)メジャーで通用する素質の持ち主のようだが、うちのネイト・ロバートソン(投手)のほうが防御率がいい”と語り、まだメジャーで実績がない松坂について、少し冷ややかなコメントを残していた。

しかし、メジャー初完投をゆるした試合後は地元の記者団に、”HE‘S REAL DEAL!”  “本物だったようだ!”と語ったという。

これからメジャーリーグで松坂投手がどんな実績を積み上げていくのだろうか?
今後が大いに期待できそうな登板だった。
グッドゲーム。