2007年MLB 実況後記

2007/5/14 SEAマリナーズ VS NYヤンキース


1勝1敗で迎えたゲーム3@セーフコフィールド(解説 上田龍さん)

現地は母の日ということで、現地の中継映像はスタンドに観戦に来ていた子供連れの母親の姿を頻繁に映し出していた。
選手たちも、この日は母の日にちなんで乳がん早期発見を呼びかけるピンクリボン運動の一環として、ピンクのリストバンドやバットを使用していた。

試合は、4回裏の8番ホセ・ロペスの犠牲フライが決勝点となり、マリナーズが2対1のワンランゲームでヤンキースを退けた。

今季ホームでの戦績がいい、マリナーズ先発のホラシオ・ラミレスが、ヤンキース打線を6回1/3イニングを5安打、1失点に抑えて今季3勝目(3敗)。
そして1点差の9回、クローザーのJJブッツがワンアウト後に6番の松井秀喜にダブルを許したが、3つのアウトを全て三振で奪い、今季9セーブ目をあげた。

ヤンキース先発のアンディー・ぺティットも7回1/3イニングを7安打、2失点に抑える粘投を見せたが、一歩及ばず今季2敗目(2勝)を喫した。

日本人選手は今日、城島選手がナイターのあとのデーゲームで休みをもらったが、イチローは相性のいいぺティット投手から2安打(4打数)、1得点の活躍を見せた。
そして、昨日今季初の3安打を放った松井選手も2安打を放ち、バッティングが上向いていることを印象づけた。

メジャー全体で200人以上の選手がピンクバットを使用するという、いつもとは違う雰囲気を醸しだしていたこの日の試合だったが、
イチロー選手と松井選手はピンクのリストバンドは着用していたものの、契約の都合でバットはいつものものを使用した。 

その姿を見て、“もっと遊び心があってもいいのでは?”と思ったのは私だけでしょうか?
選手達はバットの使用契約を結んでいるので、勝手に他社のバットを使用するのは契約違反になることは十分理解できる。
だが影響力のある二人なら、掛け合えばピンクのバットを特別に日本から用意してもらうことも十分可能だったのではないか?

道具を宝物のように扱うイチロー選手や松井選手にとって、ピンクのバットは使用して試合をするなど言語道断、野球に対する冒涜だ!
と思ったかは定かではないが、母の日という特別な162分の1試合くらいは、お祭りに参加するような遊び心があってもファンは喜んだのではないかと思う。
日本人に対してのイメージを少しでもやわらかくするためにも、影響力のある日本出身の二人のスター選手にピンクのバットを使用してもらいたかったのが、個人的な感想でした。
でも、こんな風に思ってしまう私は不真面目な日本人なのでしょうか。。。。