2007年MLB 実況後記

2007/5/6 CHIカブス VS WASナショナルズ


3連戦ゲーム2@リグレーフィールド(解説 上田龍さん)

現地5月5日となったこの日は、ソンブレロ・ハット(メキシコの帽子)をかぶって観戦している人がスタンドには目立っていた。

というのも5月5日は、1862年にメキシコ駐留のイグナシオ・サラゴサ将軍が、プエブラの戦いでナポレオン3世の率いるフランス軍を50年ぶりに破ったという、シンコ・デ・マヨの記念すべき日。
もし、フランス軍がメキシコ軍に勝利しそのまま進軍をつづけていればアメリカにも大きな影響があったということで、アメリカでもこのようにお祝いがされるそうだ。(祝日ではない)

今日はそんなメキシコデーとなったが、この日対戦した両チームに所属するメキシコ人は故障者リストに入っているナショナルズのルイス・アヤラ投手だけなので、メキシコ人選手の派手な活躍はなかった。

試合は、カブスが昨日に続いてナショナルズに勝利。(5対3)

オフの300億円補強が少しずつ機能しだしてきたカブスは、これで4連勝。
最近8試合でも7勝1敗と調子が上がっており、今日で勝率5割に復帰した。(14勝14敗)

05年の首位打者で今季もここまで首位打者の3番デレック・リー選手(4割1分6厘)も、ヒット1本を放って連続試合安打を13試合に延ばした。
今オフの補強の目玉となったアルフォンゾ・ソリアーノ選手も徐々に調子を上げており、それに比例するように、チーム状態もよくなっている。

今日の勝利投手となったカブス先発のリッチ・ヒル投手も、昨年9月(3勝1敗、防御率1.93)にみせた実力が本物であることを証明するように、今季4勝目(1敗)をあげた。

一方敗れたナショナルズは、先が思いやられるようなシーズン序盤戦となっている。
メジャー30球団でまだ唯一二桁勝利に届いておらず(9勝21敗)、今季、メジャー監督デビューを飾っているマニー・アクタ新監督にとっては厳しい船出となっている。

来年、ナショナルズは新球場がオープンするという大事な時期なのに、このままではMLBのシーズンワースト記録の119敗にせまるようなペースとなっている。
早く、復活の糸口を見つけたいところだ。