2007年MLB 実況後記

2007/4/30 NYヤンキース VS BOSレッドソックス


1勝1敗で迎えたラバーマッチ、ゲーム3@ヤンキースタジアム(解説 椎葉努さん)

昨日、ボストン戦で今季初勝利を収めたヤンキースだったが、この日はボストンの強力打線にヤンキースの不安定な投手陣がつかまり、レッドソックスが7対4で勝利した。

今日はレッドソックスの岡島選手が好投。
6回から2番手で登場すると、2イニングをテンポよく打者合計7人で抑える好投を見せ、味方の攻撃のリズムを作った。
岡島はメジャー初登板で失点を許してから、これで12イニング連続の無失点リリーフとなった。
岡島はダグアウトに帰るとたくさんのチームメイトにハイタッチで迎えられ、一人ひとりに笑顔で答えていたのが印象的でチームにもうまく溶け込んでいるようだった。

最近の岡島選手の起用方法を見ていると、レッドソックスのブルペンで今最も信頼されている中継ぎ左腕なのは間違いなさそうだ。

興味深かったのは、この日YESの解説者だった元投手のアル・ライターが岡島の変った投球フォームを見て、「こういうタイプのピッチャーは2度、3度同じ打者と対戦すると投球フォームに慣れられて、だんだん打たれやすくなるタイプだ。」と否定的に語っていたのだが、ヤンキース打線から一つ、二つと岡島がテンポよくアウトを重ねていくうちに、「岡島はすばらしいコントロールをもっているようだ。」と少しづつ岡島を褒めるようになり、最後は、“オカジマはグレートなピッチャーだ!」と絶賛するようになっていたということだった。

レッドソックスの開幕からの快進撃をささえているのは、自慢の打線ではなく、岡島、ドナリー、パペルボンといった安定したブルペンの活躍と言っても過言ではないだろう。