2007年MLB 実況後記

2007/4/23 NYメッツ VS ATLブレーブス


1勝1敗で迎えたラバーマッチゲーム3@シェイスタジアム(解説 牛込惟浩さん)

今季、好調なスタートを切っているチームに相応しい、激しいシーソーゲームとなった。
試合はブレーブスが9対6で勝利し、前回のターナーフィールドのシリーズに続き、ここシェイスタジアムでもメッツに勝ち越した。

先発対決は、今季2度目のマッチアップとなったトム・グラビン(40歳、通算293勝)とジョン・スモルツ(39歳、通算195勝、154セーブ)の旧友対決。(アトランタ時代15年間チームメイト)
だが、この試合は両ベテラン投手に勝ち負けはつかなかった。

グラビンは初回、1番のケリー・ジョンソンに先頭打者ホームランを被弾し先制を許したが、その後はすぐに落ち着きを取り戻し、終わってみれば、6イニングを被安打7、失点3、奪三振5という今季4試合目のクオリティーピッチでゲームを作った。
一時は、勝利投手の権利を得たグラビンだったが、マウンドを降りた7回以降にリリーバー陣が6失点してこの日の勝利はお預けとなった。

ジョン・スモルツは立ち上がりから好調で、4回終了まで強力メッツ打線をわずか1安打に抑えていたが、5回に7番ショーン・グリーンに同点ソロ(3号)を許すと、6回にはヒット2本と四球でワンアウト満塁のピンチを招き、バレンティンにタイムリー、ホセ・レイエスに走者一掃のトリプル、続くポール・ロデューカにもこの回5失点目となるタイムリーを許して、ノックアウトされた。(勝敗なし)

ブレーブスの勝利の立役者は、リード・オフ・ホームランと8回に勝ち越しの決勝3ランを放ったケリー・ジョンソン選手。
ジョンソンにとっては、キャリア初となるマルチホームランゲームとなった。

昨日の試合で、左打者のジョンソンは左腕オリバー・ペレスに4打数ノーヒット、4三振という散々な内容に終わっていた。 
そして今日もメッツは左腕のグラビンが先発だった為、ジョンソンは先発を外されるのではないかと感じていたそうだ。
だが、コックス監督に先発で起用してもらい、見事その期待に応えた。

昨年まで続いた連続地区優勝(14年)をメッツに阻まれたブレーブス。
だが、すでに今季はそのメッツ相手に2シリーズ連続の勝ち越しを決めた。(今季通算 4勝2敗)

今季も間違いなくこの2チームがナ・リーグ東地区のレースを引っ張っていくことになるだろう。