2007年MLB 実況後記

2007/4/8 NYヤンキース VS BALオリオールズ


3連戦ゲーム2@ヤンキースタジアム(解説 出村義和さん)
井川慶のメジャーリーグデビュー戦

1点ビハインドの9回裏、アレックス・ロドリゲスに逆転満塁サヨナラホームランが飛び出し、ヤンキースが10対7で劇的な勝利を収めた。
Aロッドの一発は、いやなことをすべて吹き飛ばしてくれる見事な一発だった。

井川投手にとっては、苦しいデビュー戦となった。
緩急のない単調のピッチングで、変化球もストライクに決まらず、97球を8安打、7失点、3四球という内容で、5回終了後に降板した。
気温(4℃)が上らないという不慣れなニューヨークの環境と、苦手なデーゲームということもあってか、最後までリズムに乗れずに自分のピッチングが出来ていなかった。

井川は、チームが試合に勝ったので救われたものの、負け投手になっていたら、辛らつなニューヨークメディアにきつい先制パンチを食らうところであった。

この試合では、松井選手も途中交代するというハプニングが起こった。
左ハムストリングに違和感を感じていたので、4回の攻撃中に大事をとってベンチに下がったのだ。
野球をするには寒すぎるコンディショニングのため、松井選手の身体もびっくりしたのだろう。
箇所が厄介なハムストリングだけに、長引かないことを願いたい。

それにしても、アレックス・ロドリゲスの満塁弾は劇的だった。
井川投手のキャリアでも忘れられないホームランになっただろう。

Aロッドは、この日3安打、1四球、6打点という4番打者に相応しい内容で、ルーキーの井川を援護した。

日本人選手の活躍はお伝えできなかったが、スケールの大きい、思い出に残る試合を担当ささてもらいました。