2007年MLB 実況後記

2007/4/7 CLEインディアンス VS SEAマリナーズ


インディアンズホーム開幕戦@ジェイコブスフィールド (解説 豊浦章太郎さん)

気温マイナス1℃で吹雪という厳しいコンディションの中、試合は予定より1時間遅れて開始された。

だが、試合中も吹雪はまったく止む気配を見せず、インディアンズ4点リードで迎えたマリナーズ5回表の攻撃途中に続行不可能と判断され、試合は無効となった。

インディアンズにとっては、本当に気の毒な試合となり、吹雪のなか試合開始を待ち続けたファンにとっても、散々なホーム開幕戦となった。

インディアンズ4点リードで迎えた5回表のマリナーズの攻撃。
インディアンズがリードを保ったままこのイニングを終了すると、規定によって試合成立となり、ホーム開幕戦を勝利で飾れるはずであった。

だが、2アウト満塁、打者ホセ・ロペスのカウント2-2の場面で、再び雪が激しく降り始めると、この試合3度目の雪による中断がコールされ、結局試合は無効となる。

マリナーズ打線を相手に、4回2/3イニングをノーヒット(3四球)に抑えて勝利を目前にしていたインディアンズ先発ポール・バードの今季初勝利は無くなり、失点につながったマリナーズ3塁手、エイドリアン・ベルトレの3つの守備エラーも幻となった。

この試合の、マリナーズのハーグローブ監督の執念は見事だった。
2ストライクまで追い込まれていたホセ・ロペスの打席で雪がさらに激しく降ってくると、すぐにベンチを飛び出し審判に中断を訴えた。
あと一球でもベンチを飛び出すタイミングが遅れていれば、そのまま試合成立となりマリナーズが敗れていた状況で、ハーグローブ采配が見事にマリナーズの負けを回避させた結果となった。

カウントされない試合だったが、本当に興味深い、珍しい試合だった。