2007年UG report

2007/02/28 2007 フロリダ取材 レポート NO.004


フロリダ取材3日目

朝から霧で視界が悪い中、セントピーターズバーグから車で40分走りヤンキースのキャンプが行われているレジェンヅフィールドに向かった。

今日も昨日に続いて、午前中に激しい雨が振っていたが、紅白戦(12時30分)が行われる頃には雨も止み、光も射しこんでフィールドの濡れた芝生が独特なにおいを醸しだしていた。

この日、今季ポスティングシステムでヤンキースに入団した井川慶選手が、紅白戦初先発するということで、ファンや日本人メディアだけでなく、たくさんのスカウトの姿が見受けられた。

今日の井川投手の出来は、新聞やネットですでに報じられているとおり、相手がマイナー選手といえど首脳陣を満足させるには十分な内容であった。

2イニングを投げ、打たれたヒットは先頭打者のガードナーに許したバントヒットの1本だけ。
常にストライクを先行させて打者にプレッシャーを与え、わずか18球で打者6人を片付ける見事なピッチングであった。

女房役のポサダ捕手も、”井川はマイナーから昇格してきたばかりの選手ではない。 
日本でトップクラスのピッチャーなのだからこれぐらいできるのは予想していた”と井川に対する期待の高さが伺えるコメントを残し、”特に両サイドを投げ分けるコントロールが気に入った”と初めて実戦形式で受けた井川のピッチングに関心していた。

ロン・ギドリー投手コーチからは“対戦したバッターから、井川のストレートはスニーキーだった(見た目より早く感じる)と報告を受けている。 テンポよくストライクを投げる、とてもいい内容だった。”と、まずは第一段階での合格点をもらえたようだ。

満員の甲子園球場のプレッシャーを知っている井川選手にとって、ヤンキースの一員になったプレッシャーというのはさほど感じないのかもしれない。
ピンストライプのユニフォーム姿にも観ていて全く違和感がない。

今後、井川投手がどのような活躍をみせてくれるかが楽しみになった一日だった。