2006年MLB 実況後記

2006/10/07 OAKアスレチックス VS MINツインズ


5戦シリーズゲーム3@マカフィーコロシアム(解説 小島克典さん)

アスレチックスがツインズを8対3で退け、ディビジョナルシリーズをスイープ勝利で14年ぶりのリーグチャンピオンシップ出場を決めた。

アスレチックスは、2000年から2003年まで、4年連続でプレーオフ第一ラウンド敗退。
勝てば、第2ラウンド進出といういわゆる“クリンチゲーム”でまさかの9連敗中であった。
だが、今日のアスレチックスはそんな”呪い”を全く感じさせないような見事な勝利を収めた。

後半戦の快進撃で、シーズン最終日にデトロイトを抜いて逆転地区優勝を飾ったツインズの06シーズンは、あっけなく幕を閉じることなった。

今日が現役ラスト先発となったツインズ一筋12年目のブラッド・ラドキーは、この試合で好投し明日に望みをつなげたかったが、4イニングを5安打、3失点という内容でラスト登板を勝利で飾ることが出来なかった。
試合後、ベンチで一人アスレチックスが歓喜する姿を見つめていたのが印象的だった。

第2戦で守備の判断ミスを犯し相手に決勝点を与えてしまったトーリー・ハンターは、この試合の4回表に汚名返上となるソロホームランを放ち一時追い上げムードを作った。
そして、ツインズが3点ビハインドの6回表ランナー2,3塁の場面。
セカンドランナーだったハンターが、ホワイトのライト前タイムリーで強引にホームを狙ったが、ミルトン・ブラッドリーの好送球にあってホームタッチアウト。 
ハンターの攻撃的な走塁が裏目に出て、ツインズの反撃は1点に終わり、流れを掴み損ねてしまう。
ハンターにとっては、本当に最後までツキが回ってこない06年プレーオフであった。

改めて、プレーオフでの、1球、1プレー、1打席の重みを感じる試合だった。

見事なスイープ勝利を収めたアスレチックスは、タイガースとヤンキースの勝者と現地時間の火曜日からリーグチャンピオンシップを戦う。