2006年MLB 実況後記

2006/09/29 COLロッキーズ VS LAドジャース


3連戦ゲーム3@クアーズフィールド(解説 アキ猪瀬さん)

ロッキーズの今季ラストホームゲームは、標高が高くボールが良く飛ぶことで知られるクアーズフィールドらしい乱打戦となった。
試合は19対11という、アメリカンフットボール並のスコアで最後はドジャースが勝利し、シリーズスイープを決めた。

試合時間3時間37分、両軍あわせて33安打(うちホームラン5本)を放ち、投手16人を起用した。

この試合の最大のハイライトは、ドジャースルーキーのジェームス・ローニーの大活躍。

この試合でローニーは、1950年8月31日ギル・ホッジスがブルックリン・ドジャース時代に記録した1試合9打点の球団記録に並んだ。

まずは、3点差を追いかけるドジャースの2回表の攻撃で、キャリア初となる逆転の満塁ホームランを放つと、3回と5回の攻撃ではそれぞれタイムリーヒットで3打点。
そして、6回表には仕上げとなる2ランホームラン(今季3号)を放ち、キャリア初のマルチホームランも記録した。
ローニーは5打数4安打9打点の活躍で、この日怪我で休んだノーマー・ガルシアパーラの代役を見事に努めた。

ドジャースは、この勝利で地区首位パドレスと1ゲーム差の2位。
ワイルドカード争いでは2ゲーム差の首位を守った。

それと、この日はロッキーズに長く所属したビニー・キャスティーヤ(39歳)の引退記念試合でもあった。
メジャーで16年間プレーしたキャスティーヤは、現役最後の打席でセンター前にヒットを放って打点も挙げると、ファンはいつまでも暖かい声援を送った。
ラテン語で”ヴィニ、ヴィディ、ヴィスィ”(われ来たり、見たり、勝てり)という、ジュリアス・シーザーの有名な言葉をプラカードを用意したファンの姿が印象的であった。

明日(現地時間の金曜日)から、レギュラーシーズン最終シリーズが始まる。
ナ・リーグで地区優勝を決めているのはまだメッツだけである。
今年はどんなドラマがまっているのだろうか?