2006年MLB 実況後記

2006/09/14 MINツインズ VS OAKアスレチックス


3連戦ゲーム3@メトロドーム(解説 上田龍さん)

左肘を痛めて戦列を離れていたオールスタールーキー、フランシスコ・リリアーノ(12勝3敗)の復帰登板となった試合だったが、リリアーノのカムバックゲームはツインズにとって最悪の結果になってしまった。

リリアーノは、立ち上がりの2イニングを打者6人で片付ける完璧なピッチングをみせたが、3回表の途中に左肘の怪我を再び悪化させてしまい、緊急降板となってしまう。
リリアーノの今季中の復帰はほぼ絶望とされ、トミージョン手術(腱移植手術)を受けることになるのでは? と現地では伝えられた。

その後、急遽リリーフでマウンドに上がった同じルーキーのマット・ガーザが好投を見せ(5回2/3、8安打、1失点)しっかりとゲームを作り直したが、アスレチックス先発のダン・ハーレンのパフォーマンス(8回、3安打、無失点)には及ばず、ジェイ・ペイトンのタイムリーで奪った1点を守りきり、最後はヒューストン・ストリートが締めて、アスレチックスが1対0のワンランゲームをものにした。
アスレチックスはこの勝利で、スイープ負けを回避した。

ツインズにとって、リリアーノの離脱によるダメージはたしかに大きいが、悲観することもない。
リリアーノが離脱した8月9日の時点で、10.5ゲームあったタイガースとの差もツインズは現有戦力で1.5ゲームまで縮めている。

リリアーノという“ターボブースター”の装着には失敗してしまったツインズだが、まだまだ地区優勝もワイルドカードも可能性は十分に残っている。
タイガースは、今日テキサスに敗れたためツインズとの差は1.5ゲームで変わっていない。