2006年MLB 実況後記

2006/09/02 OAKアスレチックス VS BALオリオールズ


3連戦ゲーム1@マカフィーコロシアム(解説 出村義和さん)

7回裏のフランク・トーマスの29号逆転ツーランが決勝点となり、そのままアスレチックスがオリオールズに5対4の勝利を収めた。

この日、2位のエンゼルスがタイガースに敗れたため、アスレチックスは今季最多となる8.5ゲームの差で西地区トップを快走している。

オリオールズは、メルビン・モーラ3塁手のエラーが致命傷となった。
4対3でリードしていたオリオールズは、7回裏から先発のエリック・ベダードに代え、2番手トッド・ウィリアムズを投入。
ウィリアムズは1番から始まるアスレチックスの好打順を、2つの内野ゴロで簡単にツーアウトをとった。
そして、続く3番のミルトン・ブラッドレーも変化球を引っ掛けさせてサードゴロに打ち取り、3者凡退かと思われた。
しかし、堅守を誇る3塁手のモーラが、これをファーストに悪送球。
結果、打順が回ってきた4番のフランク・トーマスに手痛い一発を食らう羽目となる。

相手のミスにしっかりとつけこむアスレチックスの怖さを、目の当たりにする思いだった。
絶好調のアスレチックスだが、ひとつだけ解けない謎がある。

なぜ、今季まだ一度も打率2割に到達していない控え内野手のアントニオ・ペレスを、開幕からずっとロスターに残しているのだろうか?

この試合も、休養のエリック・チャべスに代わって久しぶりにサードで先発したペレスは、いつものようにノーヒットに終わった。
打率も目を疑う,086まで下がっている。
出塁率を重んじるはずの辣腕ビリー・ビーンGMが、出塁率,169のペレスをロスターに残し続ける理由を知りたいのだ。
なにか数字にはでてこない魅力が、ペレスにあるのかもしれない。

ちなみに、守備率も,927とロスターに常時入っている選手のなかで最低の数字である。 
謎はますます深まるばかりだ。