2006年MLB 実況後記

2006/07/07 OAKアスレチックス VS LAエンゼルス


同地区対戦4連戦ゲーム1@マカフィー・コロシアム(解説 松林善一さん)

両群合わせて7本のホームランが乱れ飛ぶワイルドなゲームを最後に制したのは、アスレチックスだった。

5対5の同点で迎えた9回裏2死1塁、4番のフランク・トーマスがマウンドに上がったスコット・シールズのカウント3-0(3ボール)から、甘く入ったストレートをライトスタンドに放り込み、劇的なサヨナラ勝利を演出した。

トーマスにとっては、ホワイトソックス時代の03年8月以来となるサヨナラホームラン(今季19号)となった。

今年、年俸わずか50万ドルという低サラリーで契約した、元スター選手のフランク・トーマス(38歳)にとって、今年は勝負の年。

トーマスの通算打率(3割6厘)に比べると、今季の打率(2割3分8厘9)はまだ低調だが、ホームラン19本は立派である。
04年、05年と怪我に悩まされ、まったく活躍できなかったスターが新天地でもう一度輝きを取り戻している。

今日の勝利で、アスレチックスは2位テキサス(本日試合なし)とのゲーム差を2に広げた。

一方、好調だったエンゼルスの連勝は5でストップ。
敗れはしたが、オーランド・カブレラは2安打(5打数)の活躍で連続出塁を63試合に伸ばしている。

西地区は、ア・リーグ、ナ・リーグともに首位と最下位のゲーム差がわずか5試合という大混戦。
まさしく、ワイルド・ワイルド・ウェストの様相だ。