2006年MLB 実況後記

2006/06/06 NYヤンキース VS BOSレッドソックス


ア・リーグ東地区攻防戦となった4連戦ゲーム1@ヤンキースタジアム(解説 蛭間豊章さん)

ムシーナ(ヤンキース)とベケット(レッドソックス)という、全米注目となった先発対決。
しかし、両投手とも今日はピリッとしなかった。

ベケットは7安打、7失点を許す今季最低の内容で2回途中にノックアウト。
今季3敗目(7勝)を喫した。

一方、ムシーナは、今季最多となる8個の三振を奪い奪三振歴代9位のジャック・モリス(2478個)に並ぶというハイライトはあったものの、6イニングを8安打、4失点でこちらも今季最低の内容となった。

ムシーナはランサポートに恵まれ、ハーラートップに並ぶ今季8勝目を挙げたが、開幕から12試合続いていた連続クオリティースタート(6回以上3失点以内)は、この日でストップした。

ヤンキースの度重なる不運は続いている。
今日も前日に受けたデッドボールの影響(左手親指)で、キャプテンのジーターが欠場。
だが、若手が多く組み込まれたヤンキースの“ベビーボンバー打線”が大爆発し、ベテラン顔負けの活躍を見せていた。

2回裏に、アンディー・フィリップスが4試合で3本目となるホームラン(3ラン)を放ち、3回には、ロビンソン・カノー、メルキー・カブレラもそれぞれ2点タイムリーを放って、若手だけで合計7打点の活躍。

松井、シェフィールドというスタープレーヤーが戦列を離れている間に、これまでなかなかチャンスをもらえなかった若手選手がこの機会を利用して、しっかりとアピールしている。
ヤンキースにとっては怪我の功名ともいえる明るいニュースである。

試合は、ヤンキースが1937年以来となる球団記録(11)を抜いて12試合連続の二桁安打を記録し、13対5でレッドソックスに勝利。
再び東地区首位に躍り出た。(0.5ゲーム差)