2006年MLB 実況後記

2006/04/04 SEAマリナーズ VS LAエンゼルス


今季ゲーム2は、マリナーズ対エンゼルスの開幕戦(セーフコフィールド)を、上田龍さんとのコンビで担当した。

捕手として、日本人初のメジャーリーガーとなった城島健司選手のデビュー戦。

マリナーズは敗れるものの、城島選手のプレーは圧巻で、到底、ルーキーとは思えないような存在感であった。

4回の守備では、強肩と判断力の良さが光るファインプレーを披露。

そして、攻撃では、昨年のサイヤング投手、あのバートロ・コロン投手から5回の第二打席にメジャー初ヒットでホームラン。
城島の反対方向(ライトスタンド)への強い打球を見て、現地のコメンテーターは城島はパワーも十分にある打者だ、と絶賛していた。

3年連続マリナーズの開幕投手となったジェイミー・モイヤー投手(43歳)が、試合前に収録されたインタビューのなかで城島選手の印象について聞かれると、

”城島は俺達(投手)を必死で理解しようとしていた。その姿をみるだけで言葉がまだ分からなくても、優秀な選手だということはわかる”と語っていた通リであった。

試合中も、城島が内野の守備位置について身振り手振りで細かい指示を与えたり、マウンドでピッチャーと通訳を介さずにコミュニケーションをするシーンを何度も映し出していた。

城島は臆することなく、自分からコミュニケーションをとっていた。

異国で成功するために必要不可欠な要素を、城島はしっかり持っているようだ。

昨年はキャッチャーが定まらず、7人の選手を試すという厳しい台所事情だったが、今年は城島が加入して、マリナーズは面白くなりそうだ。
また、試合を担当するのが楽しみだ。