2005年MLB 実況後記

2005/10/11 LAエンゼルス VS NYヤンキース


2勝2敗で迎えたディビジョンシリーズ第5戦。
勝ったほうが、明日からホワイトソックスとALチャンピオンシップシリーズを戦うという”DO OR DIE GAME”を牛込惟浩さんとお伝えした。

試合は、初回にヤンキースの攻撃を無得点に抑えたエンゼルスのバートロ・コロンが、腰痛が悪化し2回に降板してしまうトラブルが発生したが、エンゼルスが5対3で逆転勝利を収め、チャンピオンシップシリーズに駒を進めた。

2回に、突然リリーフ登板を言い渡されたルーキーのアービン・サンタナ投手は、立ち上がりに3連続四球を許したが、ヤンキースの拙攻に助けられてなんとか2失点でこの回を切り抜けると、その後は7回にジーターにソロホームランを許すまでヤンキース打線を無失点に抑えた。
ヤンキースのマイク・ムシーナは初回のエンゼルスの攻撃を3者凡退に抑えたが、2回裏に外野の守備の乱れも重なってあっさり逆転を許すと、3回にもさらに2点を許し、2回2/3でノックアウトされた。

ヤンキースはその後ランディー・ジョンソンを、2001年のワールドシリーズ第7戦以来となるリリーフ登板でマウンドに送ったが、最後までエンゼルスに追いつくことが出来ずに敗退した。
松井秀喜選手は9回2アウト1,2塁の一発出れば逆転サヨナラという場面で打席が回ってきたが、Kロッドにファーストゴロに抑えられてしまった。
今日の松井選手はチャンスで何度も打席が回ってきたが、ヒットが一本も出なかった。

これで、エンゼルスは2002年以来2年ぶりとなる、チャンピオンシップゲーム進出となった。
2002年にエンゼルスがワールドチャンピオンに輝いた年は、
ジョン・ラッキーとフランシスコ・ロドリゲスという二人の新星が出現して優勝に大きく貢献した。
今年はそういう若い選手がいないエンゼルスであったが、アービン・サンタナの今日の活躍はそれを予感させるものとなった。
ヤンキースと総力戦を戦って投手の台所事情が厳しいのは否めないが、エンゼルスには勢いがある。

試合後、すぐにシカゴに移動したエンゼルスは、18時間後にホワイトソックスとチャンピオンシップシリーズ第一戦を戦う。