2005年MLB 実況後記

2005/10/06 LAエンゼルス VS NYヤンキース


ア・リーグ最多勝投手のバートロ・コロンを攻略して、4対2でALDS第1戦をものにしたヤンキース。
しかし、今日の第2戦はエンゼルスの反撃にあい、ヤンキースが敗れシリーズは1勝1敗のタイとなった。

この試合の流れを変えたのは、ショーン・フィギンズのファインプレーだった。
ヤンキース2点リードの5回表、ツーアウト2,3塁のチャンスに打席に立った松井秀喜が3塁線へシャープなあたりを放ったが、これをフィギンズがファインプレーでさばいて追加点を許さなかった。
もし、抜けていれば間違いなく2点が入っていた。

すぐ裏のエンゼルスの攻撃で、元ヤンキースのホワン・リベラが王健民からポストシーズン初となるソロホームランを放ち、1点差に詰め寄った。
そして、今度は6回裏の攻撃の先頭打者、オーランド・カブレラの簡単なゴロをサード、アレックス・ロドリゲスが痛恨のエラー。
王健民も踏ん張ってツーアウトをとったが、ベンジー・モリーナにタイムリーを許し、ゲームは2対2の同点となった。
しかし、この時点で完全に流れはエンゼルスに傾いていた。

エンゼルスは、7回表のヤンキースの攻撃を3者凡退に抑えると、7回裏オーランド・カブレラの2点タイムリーでこのシリーズ初めてのリードを
ヤンキースから奪った。
さらに、8回裏にベンジー・モリーナの2日連続となる駄目押しホームランが飛び出し、リードを3点に広げると、9回にクローザーのフランシスコ・ロドリゲスが登場。
Kロッドはポサダにそのホームランを食らったが、そのまま5対3でエンゼルスが逃げ切った。

2002年のALDSと同じ顔合わせとなっているこの対戦。
その年、ワールドチャンピオンに輝いたエンゼルスは、そのときもヤンキースに緒戦を落とし、その後3連勝してチャンピオンシップに進んでいる。
今年も、ここまでそれと同じパターンで来ている。

第三戦は戦いの舞台をヤンキーススタジアムに移す。
今日のMVPカブレラは、ヒーローインタビューで次の第3戦がこのシリーズのキーになるだろうと語った。 
第3戦、ヤンキースはエースのランディー・ジョンソン、エンゼルスはポール・バードをマウンドに送り込む。勝ったチームが王手をかける。