2005年MLB 実況後記

2005/10/01 HOUアストロズ VS CHIカブス


ワイルドカードまでマジック2のアストロズは、この試合でカブスに勝ちフィリーズがナショナルズに負ければ、 プレーオフ出場権を手にする。
対するカブスは、現在78勝81敗で借金3。
残り3試合を全勝しないと負け越しでシーズンを終えてしまう。

戦うモチベーションが対照的な2チームであるが、今日はカブスの意地が上回った。
試合は、序盤からカブス先発のカルロス・ザンブラーノとアストロズ先発のアンディー・ペティットが7回まで予想通リの投手戦を演じた。
だが、両チームがブルペンに切り替えた8回以降は、一転してシーソーゲームの様相。

1対1で迎えた8回表、カブスが4番ノーマー・ガルシアパーラのタイムリーで1点を勝ち越すと、今度はその裏に、ランス・バークマンの3日連続となるホームラン(逆転2ラン)でアストロズが逆転に成功した。

1点をリードしたアストロズは9回に、現在24試合連続セーブ中(球団記録更新中)のブラッド・リッジを投入し必勝体勢にはいったが、アストロズの自慢のクローザーが立ち上がりから3連打されあっさり同点に追いつかれると、代打トッド・ウォーカーにもタイムリーを打たれ、カブスに再び逆転を許してしまう。
ブラッド・リッジにとっては、3ヶ月以上ぶりのセープ失敗となった。

9回裏、カブスのマウンドに上がったクローザーのライアン・デンブスター投手も先頭打者に四球を許し、2アウト3塁のピンチを招いたが、最後はなんとか無失点に抑えてカブスが4対3で勝利した。
クローザーのデンブスターは、19試合連続となる今季33セーブ目をあげた。

アストロズはこれで2連敗。
ワイルドカードを争うフィリーズが今日ナショナルズに勝利したので、ゲーム差もわずか1となった。
ナ・リーグのプレーオフ争いもここにきて熾烈になってきた。

レギュラーシーズンは残り2試合。
アストロズは、球界のエース、ロジャー・クレメンス(12勝8敗)と、2年連続20勝を目指すロイ・オズワルト(19勝12敗)を残りの2試合に先発させるので、フィリーズより断然有利に思える。
だが、今日のカブスの粘り強い戦いぶりを観ていると、アストロズも簡単には勝たせてもらえないだろう。

そうなると、フィリーズの逆転優勝も、2チームのワンデープレイオフも十分考えられる。
果たして、結末はいかに。

本当に面白くなってきた。