2005年MLB 実況後記

2005/09/22 WASナショナルズ VS SFジャイアンツ


久しぶりに見るバリー・ボンズはやはり凄かった。

首位パドレスを5ゲーム差で追いかけるジャイアンツは、バリー・ボンズに4日連続となる一発(4号2ラン)が初回に飛び出して、今日もナショナルズに5対1で勝利して連勝を5に伸ばした。

投げても、先発ブラッド・へネシーが7回2/3を3安打、1失点のすばらしいピッチングで、7月28日のミルウォーキー戦以来となる5勝目(8敗)をあげた。

ブラッド・ヘネシー投手は打っても、7回まで粘り強いピッチングを見せていたナショナルズ先発ジョン・パターソンから今季2号となるソロホームランを放ってとどめを刺し、文字通リ投打の活躍を見せた。
ヘネシーは前回勝利以降、0勝5敗(防御率5.55)と不調だっただけに、この勝利をリズムを取り戻すきっかけにしたいところだ。

それにしても、ボンズの存在感は他を抜きんでている。

今日もホームランを打ったボンズはこれで通算HR数が707本となり、ベーブ・ルースの記録(714本)を抜くまであと8本となった。
あと残り11試合、この勢いだと今シーズンにその快挙を達成することもまんざら夢ではなさそうだ。

ジャイアンツ自体も、膝の回復が遅れて今季142試合を欠場していたボンズが先発した試合で、6勝1敗と大きく勝ち越している。
ボンズ自身は ”まだスプリングトレーニングのような気分だ” と語っているそうだが、一人でこれだけチームに影響を及ぼせる選手は他にはいないだろう。
 
野球が9人で戦うチームスポーツであることを忘れてしまいそうである。

パドレスが今日はロッキーズに勝利しているので、現時点で5ゲーム差は変わらない。
しかし、ジャイアンツはパドレスとの直接対決をあと4試合残しているのでナ・リーグ西地区のレースの行方はまだまだわからない。
ジャイアンツの逆転優勝は、ボンズの調子次第となりそうだ。