2005年MLB 実況後記

2005/09/20 CHIホワイトソックス VS CLEインディアンス


ホワイトソックスに暗雲が立ち込めている。

9月に入って、インディアンズは13勝3敗、ホワイトソックスは10勝7敗。
15ゲームあった差(8月1日時点)は3.5ゲームまで縮まり、ホワイトソックス楽勝と思われたアリーグ中地区が今、デットヒートとなっている。

7月14-17日の4連戦でホワイトソックスが4連勝して以来の対戦となったこのカード。
試合は、初回のトラビス・ハフナーのタイムリーや5回表のソロホームランでインディアンズが4対0で序盤でリードしたが、ホワイトソックスも5回に井口選手のタイムリーとポール・コナーコの2点タイムリーなどで一挙4点を入れて、試合を振り出しに戻した。

7回裏にカール・エベレットのソロホームランが飛び出し、ホワイトソックスが勝ち越しに成功するも、8回表、4番手としてマウンドに上がった頼みの新人ボビー・ジェンクスがアーロン・ブーンに逆転2点タイムリーを許し、再度インディアンズがリード。

1点リードを許した9回、ホワイトソックスはクローザーのダスティン・ハーマンソンを登板させたが、2アウトをとってからジョニー・ペラルタに四球を許すと、続くトラビス・ハフナーにタイムリーツーベースを打たれて、駄目押し点を許した。

9回裏、現在ア・リーグのセーブ王、ボブ・ウィックマンがホワイトソックスを無失点に抑えて15試合連続セーブ(44セーブ)に成功すると、インディアンスが3連戦の緒戦を7対5で勝利した。

昨シーズンのインディアンズは、終盤の8月15日まで地区首位のツインズを1ゲーム差で追いかけていたが、そのすぐ後の10試合でで9敗を喫して、優勝戦線から脱落してしまった。
メジャー最年少エリック・ウェッジ監督はそのときに得た教訓、”NEVER GET TOO LOW,OR TOO HIGH”(常に平常心)を常に胸に言い聞かせ、レギュラーシーズンが終了するまで平常心で戦い抜くことをチームに言い聞かせている。 
この試合でも、4点差を追いつかれて、逆転を許した後もパニックに陥ることなく、反撃の機会をじっくり待って勝利している。
インディアンズは9月に入ってチーム力がピークに達している。

今日の勝利で連勝を6に伸ばしたインディアンズは、ホワイトソックスとの差を2.5ゲームに縮め、いよいよ開幕から169日首位に君臨していたホワイトソックスを射程にとらえた。