2005年MLB 実況後記

2005/09/17 CHIカブス VS STLカージナルス


事実上、昨日の勝利で地区優勝を決めているカージナルス。
しかし、地区単独優勝が確定するまでお祝いはしないというラルーサ監督の意向を受けて、カージナルスは昨日シャンパンファイトを行わなかった。

今日の試合でカブスに勝利し、心おきなく勝利の美酒を味わいたいと思ったカージナルスであったが、今日もシャンパンコルクが開く快音を轟かすことは出来なかった。
(今日ヒューストンが負ければ、単独優勝が決定する)
今シーズン、唯一カージナルスに勝ち越しているカブスが意地を見せた試合だった。

カブスは、打ってはデリック・リーの44号ソロホームランやジェラミー・バーニッツの2安打、3打点の活躍。
投げては、前々回の登板でカージナルス戦で勝利をあげた、先発左腕グレンドン・ラッシュが6回2/3イニングを3失点の粘投、その後も継投でカージナルス打線を無失点に抑え、5対3で勝利した。

カージナルスにとっても、この試合敗れはしたものの、プレーオフに向け明るい話題がたくさんあった。

右足を骨折し54試合欠場していたレジー・サンダースと、腰痛で最近7試合を欠場していたマーク・グルジラネックが今日から戦列に復帰した。
これで、開幕スタメンメンバーの8人の野手のうち、スコット・ローレン(肩手術、今季絶望)を除く7人が全て出揃ったことになる。
今季のカージナルスは、主力が戦線離脱している間もベンチプレーヤーがしっかりとその穴を埋め、選手層もより一層厚みを増している。

カージナルスに死角はない。
あとは、プレーオフが始まる10月までレギュラーシーズンのチーム力をそのまま保つことが出来るかが、カージナルスの最大の課題となるだろう。
 
集中力は一旦きれてしまうと、回復するのに時間がかかるものだ。
地区優勝を決めてから2週間近くある消化試合をカージナルスがどのように戦うか注目したい。